シリーズの舞台となるハイラルの歴史を、
これまでの作品に沿って振り返ります。
A look back at the history of Hyrule
-the setting of the series-along with the previous titles.

天地創造
The Creation of
the Land and Sky
スカイウォードソード
Skyward Sword
聖地封印
The Sacred Realm is sealed
ハイラル王国建国
Kingdom of Hyrule is founded
ふしぎのぼうし
The Minish Cap
4つの剣
Four Swords
ハイラル統一戦争
Hyrulian Civil War
時のオカリナ
Ocarina of Time
封印戦争
The Imprisioning War
神々のトライフォース
A Link to the Past
夢をみる島
Link's Awakening
ふしぎの木の実
Oracle of Ages
and Oracle of Seasons
神々のトライフォース2
A Link Between Worlds
トライフォース3銃士
Tri-Force Heroes
ハイラル王国衰退
Decline of Hyrule Kingdom
ゼルダの伝説
The Legend of Zelda
リンクの冒険
The Adventure of Link
ムジュラの仮面
Majora's Mask
トワイライトプリンセス
Twilight Princess
4つの剣 +
ハイラルアドベンチャー
Four Swords Adventures
ハイラル 水没
Hyrule is flooded
風のタクト
The Wind Waker
夢幻の砂時計
Phantom Hourglass
新生 ハイラル王国建国
A new Hyrule Kingdom is Established
大地の汽笛
Spirit tracks
ブレス オブ ザ ワイルド
Breath of the Wild
ティアーズ オブ ザ キングダム
Tears of the Kingdom
これは遥か太古の時代、マスターソード創造の物語である。
人々は空に浮かぶ島で暮らし、大きな鳥ロフトバードにのって
大空を移動していた。
騎士学校に通う青年リンクは、試験である「鳥乗りの儀」を終えて、
幼なじみのゼルダとロフトバードで空の散歩を楽しんでいた。
ところが、突然の竜巻によってゼルダは大地へと落下してしまう……。
一方、リンクは剣の精霊ファイによって島の女神像へと導かれ、
そこにあった一振りの剣を手にし、
ゼルダを救うため大地へ降り立つのであった。
遠い昔、突如魔物が現れ、世界が暗黒に包まれそうになったとき、
天から小さなピッコル人が現れ、人間の勇者に無限の力“フォース”と
一本の剣を授けた。
勇者はその力で魔物を封印、人々はピッコルに感謝し、
以降、年に一度ピッコル祭りを開催するようになった。
ある年のピッコル祭りの当日。
少年リンクは幼なじみのゼルダ姫に誘われ、
祭りのイベントである武術大会の表彰の儀に立ち会う。
魔物を封じているというピッコルの剣の前で儀式が開催されるが、
優勝者のグフーは突如ピッコルの剣を折り、魔物の封印を解いてしまう。
そしてゼルダ姫を呪いで石に変えるとその場を立ち去っていった——。
ゼルダ姫の呪いを解くには、折れた剣をピッコルに直してもらわなければならない。
リンクは不思議な帽子「エゼロ」と出会い、彼の導きでピッコルの里へと向かう。
その昔、美しい娘を次々とさらう「グフー」という風の魔人がいた。
そこへ伝説の剣“フォーソード”の力で4人に分身することができる勇者が現れ、
協力してグフーを倒したという。
グフーはフォーソードに封じ込められ、“封印の森”の台座に安置された——。
時が過ぎ、ゼルダ姫がフォーソードの封印の様子を確かめに森を訪れたとき、
グフーが復活。
ゼルダ姫は連れ去られてしまうのだった。
グフーの復活を目のあたりにしたリンクは、
妖精の導きに従いフォーソードを手に取る。
すると伝説のとおり、体が4つに分身したのだった。
4人になったリンクはゼルダ姫救出のために旅立つ。
森に住むコキリ族として暮らしていた少年リンク。
森で唯一自分の妖精をもっていなかった彼の元に、ついに妖精が現れた。
その妖精ナビィに導かれ、森の守り神であるデクの樹にかけられた呪いを解くと、
リンクはハイリア人であり、世界を救う運命にあることを知らされるのだった。
聖地にある神の力“トライフォース”が
世界征服を企むガノンドロフに狙われている——。
デクの樹の示すまま、ハイラル城に向かったリンクは、そこでゼルダ姫と出会う。
ゼルダ姫はガノンドロフの野望を阻止するために、
聖地のトライフォースを先に手に入れてほしいとリンクに頼むのだった。
トライフォース——。
それはハイラル地方に眠るという、触れた者の願いを叶える秘宝。
ハイラル王国でトライフォースの隠された聖地へ通じる入口が見つかり、
多くの人が争い、聖地へと入っていった。しかし戻ってくる者はなく、
入口から悪しき力が湧き出たため、時のハイラル王は7人の賢者に命じて、
聖地への入口を封印した。
後に「封印戦争」と呼ばれるこの物語が遠い昔の伝説になった、ある嵐の夜……。
「助けてください……。私の名はゼルダ……。」
リンクは、ハイラル城の地下牢から助けを求めるゼルダ姫の声を聞いて目を覚ます。
リンクは異国での修行を終え、
懐かしいハイラルの地に戻る航海の途中で大嵐に遭う。
気が付くとコホリント島という場所に
漂着し、歌が大好きなマリンという少女に助けられていた。
コホリント島は、中央の山に大きなタマゴを頂く不思議な島。
その中には「風のさかな」という神が眠っているという。
リンクはなくした剣を探しに、自分が流れ着いた海岸へと向かうと、
そこで不思議なフクロウから
「すべて『風のさかな』の目覚めが答えてくれる」と教えられる。
リンクは、フクロウの導きに従い、この不思議な島からの脱出を試みるのだが……。
ハイラルの大地を馬で駆る
一人の少年リンク。
なにかに導かれるようにたどり着いたのは、ハイラル城の奥深く。
そこで待ち受けていたのは、美しく輝くトライフォースだった——。
「選ばれし勇者よ 我らの試練を受けよ!」
神々しい光に包まれ、気がつくとリンクは見知らぬ大地へと運ばれる。
そこはホロドラムとラブレンヌという試練の地。
ホロドラムでは、四季を司る大地の巫女であるディンを闇の将軍ゴルゴンが連れ去り、
四季が乱れ大地の恵みが奪われており、
ラブレンヌでは、時の巫女ネールに闇の司祭ベランが乗り移り、
時の流れが乱れ、各地で異変が起きていた。
ふたりの巫女を救い世界を元に戻すため、
リンクは試練の旅に出る。
世界を恐怖と混沌に陥れた大魔王ガノンと、
七人の賢者たちの力を受けた勇者との激闘が
伝説として語り継がれる地「ハイラル」。
この地に突如、ガノン復活を企てる司祭ユガが現れ、
七賢者の子孫たちを次々と絵画の中に封印してしまう。
ゼルダ姫に事件の調査を命じられた、鍛冶屋の見習いリンクも、
ユガにより壁の落書きへと変えられてしまった。
しかし、怪しい商人ラヴィオの腕輪の力により、
壁を自由に出入りする能力を手に入れ、脱出に成功する。
連れ去られた七賢者の子孫たちを助けるため、
ユガを追ったリンクは、壁の裏側にある表裏一体の世界
「ロウラル」へとたどりつく。
オシャレを愛するドレース王国のフリル姫が、
魔女シスターレディの呪いにより脱ぐことのできない全身タイツの姿に
されてしまった。
国民は嘆き悲しみ、父親のカールキング王は呪いを解くため、
魔女を倒すことができるといわれるウワサの“伝説の勇者”を募集し始めた。
そんなときドレース王国にやってきた3人の若者は、
その勇者の条件とぴったり。ひょんなことから勇者として選ばれ、
魔女のいる魔境へと挑むことになる。
混迷の時代、
ハイラル地方の小王国に大魔王ガノンの軍勢が侵攻し、
王家の秘宝である「力のトライフォース」が奪われてしまった。
王家の姫ゼルダは、もうひとつの秘宝「知恵のトライフォース」を
8つの小片に分け、ガノンに奪われる前に小王国各地に隠すが
ガノンに捕らわれてしまう。
時同じくして、旅をしていた少年リンクは、
魔物に襲われていたインパを助けていた。
彼女はゼルダ姫の乳母であり、
ゼルダ姫からガノンを倒せる者を探すように命じられていた。
話を聞いたリンクは、ゼルダ姫の救出とガノン討伐を決意する。
しかし、ガノンを倒すには知恵のトライフォースを
手に入れなければならなかった。
大魔王ガノン討伐から6年後。
知恵と力のトライフォースを取り戻し、
16歳の誕生日を迎えたリンクの左手の甲に、
トライフォースの紋章のようなあざが現れた。
これを見たインパは驚き、リンクを北の城の祭壇へとつれていく。
祭壇には美しい女性が横たわっていた。
彼女はトライフォースをめぐって起きた悲劇により
永遠に眠る魔法をかけられた、遠い時代のゼルダ姫であった。
伝説によると、トライフォースは知恵、力のほかに勇気があり、
受け継ぐ素養を持った者の左手の甲に紋章が現れるのだという。
インパは「勇気のトライフォース」のありかが示された巻物をリンクに渡し、
トライフォースを完全なものにし、ゼルダ姫を眠りから覚ますように頼んだ。
リンクは別れた友を探すため、深い森へと足を踏み入れた。
しかし、そこで小鬼スタルキッドに「時のオカリナ」を盗まれ、
デクナッツの姿に変えられてしまう。
スタルキッドを追いかけ、たどり着いたのはタルミナという世界。
そこで出会ったしあわせのお面屋に、
元の姿に戻りたければスタルキッドに
奪われた「ムジュラの仮面」を取り返してほしいと懇願される。
リンクはスタルキッドを追い詰め、
時のオカリナを奪い返すことには成功するが、
スタルキッドの目的は月を落下させ、
世界そのものを滅ぼそうというものだった……。
牧童として働いていた青年リンクは、
村唯一の剣士モイの薦めにより、
見聞を広げるためにハイラル城へ献上品を運ぶ役目を担うことになった。
しかし旅立ちの日に、幼なじみのイリアと村の子供たちが
目の前で魔物にさらわれてしまう。
リンクは魔物を追い、森へと入るが、
昨日まで穏やかであったはずの森は不気味な“影”となっていた。
影の領域に引きずり込まれたリンクは、獣の姿に変貌し、気を失ってしまう。
どこともわからぬ牢屋で目覚めたリンクは
「影」の世界を知るミドナと名乗る謎の人物と共に協力しながら、
世界でおきている謎の現象を調べる旅へと出かけることに。
『4つの剣』の物語が遠い遠い伝説となった時代……。
ハイラルは突然、黒い雲に包まれてしまう。
ゼルダ姫はグフーの仕業ではないかと感じ、
フォーソードが封印されている聖域へ6人の巫女、
そしてリンクとともに様子を見に向かった。
聖域への扉を開こうとしたその時、
リンクと似た影が現れ、
ゼルダ姫と巫女たちを捕らえて姿を消してしまう。
リンクはゼルダ姫たちを救うため、フォーソードを引き抜くことを決意。
しかし、それはグフーの封印を解くことも意味していた……。
“時の勇者”伝説が伝わる、大海原の小さな島では、今でも伝説にならい、
勇者と同じ12歳になった男の子の誕生日に緑の服を着せて
お祝いをする風習があった。
島の少年リンクが誕生日を迎えたその日、彼は偶然にも海賊の頭テトラが
怪鳥に連れ去られるところを目撃する。
テトラを無事に助け出したリンクだったが、
今度はリンクの妹のアリルがさらわれてしまった。
リンクはアリルを救うため、テトラの海賊船に乗り魔獣島を目指すが、
そこで怪鳥によって海に放り出されてしまう。
リンクを救ったのは“赤獅子の王”と名乗る、喋る船。
赤獅子の王は、復活した魔王ガノンドロフが
各地で娘をさらっていると語るのだった。
『風のタクト』の冒険から数か月後……
テトラ率いる海賊団と共に新天地を求め旅立ったリンクは、
ハイラルのとなりの海、大精霊「海王」が治めているという海域に差し掛かる。
深い霧の中を進むとそこに現れたのは幽霊船。
勇んで乗り込んだテトラを乗せたまま、
幽霊船は消え去ってしまう。
すかさずリンクも幽霊船に飛び移ろうとするが、
海の中に落ち、気づくとメルカ島の海岸に流れ着いていた。
妖精シエラに助けられたリンクは、
お宝を求めて船旅をしていた船長ラインバックとともに、
幽霊船を見つけ出す旅に出る。
正式な機関士になるための任命式を受けに
ハイラル城へと向かった見習い機関士のリンクは、
任命式の後、ゼルダ姫に呼びだされ、
各地で線路が消えていく異変の原因を探るために
「神の塔」に連れていってほしいとお願いされる。
しかし、神の塔へ向かう途中、
大臣に化けていた魔物キマロキの襲撃を受け、
ゼルダ姫は魂を抜き取られ体を奪われてしまう。
大地に張り巡らされた線路は魔王を封印するための結界で、
ゼルダ姫の体は魔王復活の器になるのだという……。
リンクと魂だけになったゼルダ姫は、
賢者シャリンから「神の汽車」を託され、
「大地の笛」で各地の賢者の力を借り、結界を取り戻していく。
「目を覚まして……」
不思議な女性の声が聞こえ、
回生の祠で目覚めた主人公リンク。
かつての記憶を失っていたが、
その声に導かれるがまま「シーカーストーン」を手にとった。
祠を出るとひとりの老人と出会い、
かつてのハイラル王国が厄災ガノンの復活で滅びたこと、
ゼルダ姫が厄災ガノンの力を100年もの間、抑え続けていることを知る。
リンクは、厄災ガノンを討伐しゼルダ姫を救うため、
ハイラル城へと向かうことを決意。
生きる知恵と戦う術を学びながら、広大なハイラルの大地へと踏み出していく。
厄災討伐よりしばらく経ったころ、
主人公リンクはゼルダ姫とともに、ハイラル城地下の調査に赴く。
地下にて発見した謎のミイラとの接触と同時に、
城は宙へと浮かび上がり、空からは謎の遺跡群が降り注ぎ、
そしてゼルダ姫は姿を消してしまう。
ハイラルは突如として"天変地異"に見舞われたのだ。
リンクは、ハイラルを襲う異変と、行方不明となったゼルダ姫の手がかりを求め、
果てなき冒険に再び身を投じる。