スーパーファミコン
ファイアーエムブレム 聖戦の系譜
1996.5.14 発売
かつてユグドラル大陸は、暗黒神ロプトウスを奉じるロプト帝国の支配下にあった。長く圧政を敷いたロプト帝国だったが、ロプト皇帝の弟マイラと十二聖戦士によって、ついに打ち倒され、世界は各地に散った聖戦士の末裔まつえいによって統治されることとなった。
それから時は流れ、グラン歴757年。
東の王国イザークへの遠征のため手薄になったグランベル王国へ、国境を接するヴェルダン王国が突然侵攻を開始する。ユングヴィ城は制圧され、ユングヴィ家公女エーディンが連れ去られてしまう。父・バイロン卿の留守を任されていた、聖戦士バルドの血を引くシアルフィ家の公子シグルドは、幼なじみでもあるエーディンを助けるため、わずかな兵と共に挙兵する。
これこそ、シグルドやほかの聖戦士の末裔、そしてその子供たちをも巻き込んだ、ユグドラル大陸全土を揺るがす戦乱のはじまりであった。
本作ではのちのシリーズに影響を与えたシステムが多数搭載されている。中でもユニット同士の好感度が上がると結婚イベントが発生し、子供世代のユニットが変化する恋愛のシステムは特徴的。ユニットの個性を際立たせるスキルシステムや武器の三すくみ、騎馬ユニットの再移動といった要素も本作が初となった。
※Wii Uバーチャルコンソールでのプレイ映像です。