誰かに言いたい 世界のアソビ裏話

日本でお馴染みのアソビ

この短冊の文字、何と読む?

ナオミ
花札って、それぞれの札に個性があって、どれも綺麗よね~。
ラッセル
そうだね。花札には1月から12月までの札があるのは知っているよね?

花札には12か月の各月の花が描かれている。

ナオミ
それは知ってる。ただ、何月に何の花が描かれているのかは分からないわ。
ラッセル
だったら、絵柄と一緒に紹介していこう。まずは、1月「松に鶴」。

1月の札。各月それぞれ4枚ずつある。

ナオミ
縁起がいいものづくしね。
ラッセル
そうだね。赤い短冊に書かれている文字、なんて読むか分かる?
ナオミ
あのよろし?
ラッセル
残念。「あかよろし」と読むんだ。「とても素晴らしい」という意味のようだね。よく見ると、「の」の上に点みたいなものが付いてない?
ナオミ
あ、ほんとだ。昔はこれを「か」と読んでいたってこと?
ラッセル
そうみたいだね。続いて、2月は「梅に鶯(ウグイス)」。

2月の札。1月と同じ赤短がある。

ナオミ
あ、「梅に鶯」っていう言葉知ってる!
ラッセル
お、さすが。「取り合わせの良い2つのもの」や「仲の良い二人の間柄」を意味することわざだね。君と僕の関係性を表す言葉でもあるね。
ナオミ
……。そんなことより、早く3月以降も教えてよ!
ラッセル
お! 君のその意気込み、あかよろし!
ナオミ
……。
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