花札って、それぞれの札に個性があって、どれも綺麗よね~。
そうだね。花札には1月から12月までの札があるのは知っているよね?
花札には12か月の各月の花が描かれている。
それは知ってる。ただ、何月に何の花が描かれているのかは分からないわ。
だったら、絵柄と一緒に紹介していこう。まずは、1月「松に鶴」。
1月の札。各月それぞれ4枚ずつある。
そうだね。赤い短冊に書かれている文字、なんて読むか分かる?
残念。「あかよろし」と読むんだ。「とても素晴らしい」という意味のようだね。よく見ると、「の」の上に点みたいなものが付いてない?
あ、ほんとだ。昔はこれを「か」と読んでいたってこと?
そうみたいだね。続いて、2月は「梅に鶯(ウグイス)」。
2月の札。1月と同じ赤短がある。
お、さすが。「取り合わせの良い2つのもの」や「仲の良い二人の間柄」を意味することわざだね。君と僕の関係性を表す言葉でもあるね。