「テンパる」「リーチ」「アンパイ」これらの言葉はすべて、麻雀が語源なんだ。
まずは「テンパる」。
麻雀ではあと1枚で上がれる状態のことを「聴牌(テンパイ)」と呼ぶんだ。
そして、テンパイになると、あと1枚で上がれる緊張から、落ち着きがなくなってしまう。
そのとおり! そして、その状態になると「リーチ」をかけられることがある。
テンパイになったときはリーチをかける。
あと1枚で上がれるから、リーチなんだよね? これの語源が麻雀って、どういうこと?
実は、あがりの1つ前の状態「テンパイ」になると「立直(リーチ)」という役を宣言できるんだ。
えぇ!! いろんなゲームで使われている言葉だけど、麻雀が起源だったのね。
そうだね。英語だと勘違いしている人も多いかもね。そして最後に、「アンパイ」!
無難な事柄や、無害な様子を表す言葉よね? これも、麻雀と関係があるの?
そう! 麻雀用語「安全牌(アンゼンパイ)」の略語なんだ。麻雀は自分が捨てた牌を使って、相手にあがられると負けてしまう。だから、みんなは相手にあがられることのない「安全な牌」から捨てていく。
みんなが捨てている牌を、自分も捨てるときは安心。
無難な「安全牌」から捨てていくことで、相手を勝利させないようにするのね! テンパらずに、アンパイな戦術で、私はこれから麻雀に挑むわ!