10月28日発売のNintendo Switch『ベヨネッタ3』。昨晩の「Nintendo Direct 2022.9.13」において、初めての方向けにベヨネッタシリーズのあらすじやキャラクターたちを紹介する映像が公開されました。
また、その直後には、今作のバトルアクションを徹底解説した映像「魔女のトリセツ」も公開されました。
本記事では、これらの映像で紹介された3つの要素(シリーズのあらすじ、キャラクター、今作のバトル)について掘り下げていきます。
「ベヨネッタ」シリーズのあらすじ
天界、魔界、混沌界(人間界)から成り立つベヨネッタの世界。人間が暮らす混沌界は、魔界に棲む魔獣との関係が深い「魔女の一族」と、天界に住む天使との関係が深い「賢者の一族」によって均衡が保たれていたが、500年前に勃発した「天魔大戦」により、両一族のほとんどがこの世から姿を消すこととなった。
ベヨネッタは、先の戦から生き延びた数少ない魔女の生き残り。シリーズ一作目では、長い眠りから目覚めたベヨネッタが、大戦によって失った過去の記憶を取り戻すため、500年前に争った天使の軍勢と再び戦いを繰り広げた。
続く二作目では、ベヨネッタと契約関係にあった魔獣が暴走したことで、親友の魔女ジャンヌの魂が魔界に引きずりこまれてしまう。ジャンヌの魂を取り戻すべく、ベヨネッタは仲間たちの助けを借りて魔界に乗り込み、手強い悪魔たちと戦いを繰り広げた。
自分のため、そして仲間のために戦ってきたベヨネッタ。今作では、消滅の危機に瀕した世界を救うため、突如として侵攻を開始した謎の生体兵器「ホムンクルス」との戦いに身を投じていく。
キャラクター紹介
最強の魔女「ベヨネッタ」(CV: 田中敦子)
魔女と賢者の間に生まれた禁忌の子。500年前に起きた天魔大戦の影響で長い眠りにつき、目覚めた時には自分が魔女であるということ以外の一切の記憶を失っていた。因縁の敵である天使の軍勢と戦っていく内に、過去の記憶や自身の出生に隠された秘密を知っていく。
立ちはだかる敵には容赦せず、どんな状況でも余裕たっぷりに振る舞うが、常に仲間を気に掛ける思慮深さも持ち合わせている。
フリージャーナリスト「ルカ」(CV: 浪川大輔)
お調子者のジャーナリスト。幼少期に起きた事件で父を亡くし、その犯人をベヨネッタだと思い込んでいたため、彼女を強く敵対視していた。事件の真相を追う中で、父を殺した犯人が実は天使だったことに気づき、ふたりは和解。その後は協力し合う間柄となり、徐々に信頼関係が築かれていった。
白銀の魔女「ジャンヌ」(CV: 園崎未恵)
ベヨネッタと共に、500年前の戦から生き延びた魔女。ベヨネッタとは幼少期から切磋琢磨する仲で、友ともライバルとも呼べる関係。一作目では天使たちに洗脳された姿で登場し、記憶を失ったベヨネッタの前に幾度となく立ちはだかったが、戦いの中で正気を取り戻していった。二作目では、暴走する魔獣からベヨネッタをかばったことで、魔界に魂を引きずりこまれてしまう。
バー店主 兼 魔界の武器工「ロダン」(CV: 玄田哲章)
荒くれ者が集うバー「ゲイツオブヘル」の店主にして、ベヨネッタにお手製の武器を提供する屈強な男。彼自身も相当な力を有しているが、普段は混沌界のいざこざから一歩引いた立場にいる。
裏社会の情報屋「エンツォ」(CV: 高木渉)
多額の報酬と引き換えに、独自のルートで仕入れた情報をベヨネッタに斡旋する商売人。ベヨネッタに振り回されることも多く、度々「アイツと一緒にいるとロクなことがない」と愚痴をこぼす。一作目では、ベヨネッタに記憶を取り戻す手掛かりとなる情報を提供した。
今作初登場
駆け出しの魔女「ヴィオラ」(CV: 沢城みゆき)
ベヨネッタたちの前に突如現れた謎の女戦士。世界各地で侵攻を始めた集団の正体がホムンクルスであることを知る、数少ない人物。魔女にしか扱えない魔導術も心得ているようだが、ベヨネッタとの関係性は明らかになっていない。
バトル:基本の操作
Xボタン[殴る]とAボタン[蹴る]を連打したり組み合わせて押すだけで、簡単にコンボを繰り出すことができます。また、Yボタン[射撃]で遠くの敵に攻撃することも可能です。複雑なコマンド入力がないため、初めての方でも手軽に豪快なバトルを体験できます。
ベヨネッタの武器
物語を進めることで、さまざまな武器を装備できるようになります。
バトル:強力な魔導術(アクション)
バトルを有利に進めるための、さまざまな魔導術(アクション)を紹介します。
ウィッチタイム
敵の攻撃に合わせてタイミング良くZRボタン[回避]を押すことで発動する、シリーズお馴染みのアクション。敵の動作が一定時間スローモーションになり、その間一方的に攻撃を加えることができます。
デーモン・スレイブ
魔力を消費することで、魔界に棲む魔獣を召喚し、意のままに操作する新技。デーモン・スレイブ中はベヨネッタが無防備になりますが、ベヨネッタの攻撃ではびくともしない大型の敵をも怯ませる程の、強力な一撃を放つことができます。
人型の魔獣「マダム・バタフライ」。軽やかな動きで殴り、蹴り飛ばす。
怪獣型の魔獣「ゴモラ」。鋭い爪や牙、漆黒の炎ブレスで敵を一掃する。
クモ型の魔獣「ファンタズマラネア」。ハサミや尻尾による攻撃に加え、吐き出した糸で敵を拘束することもできる。
映像では、魔獣による攻撃で敵を怯ませた後、ベヨネッタが拷問器具で追撃する「トーチャーアタック」や、「ウィンクスレイブ」「アサルトスレイブ」といったデーモン・スレイブの派生技もいくつか紹介されました。発動条件を満たしていれば、いずれの技もタイミングよくボタンを押すだけで繰り出すことができます。
デーモン・マスカレイド
武器に宿る魔獣の魂を、自身の身体に取り込む技。姿が魔獣化し、強力な一撃を繰り出すことができます。ボタン連打による攻撃でも、手軽に発動することが可能です。
マダム・バタフライの力を宿す「カラーマイワールド」装備時のデーモン・マスカレイド。
ゴモラの力を宿す「ジー・ピラー」装備時のデーモン・マスカレイド。
ファンタズマラネアの力を宿す「イグニスアラネアヨーヨー」装備時のデーモン・マスカレイド。
また、デーモン・マスカレイドを移動時に活用することもできます。映像では、蝶やクモの特性を活かし、空中や壁を自在に移動する姿が確認できました。
バトル:
新プレイアブルキャラクター「ヴィオラ」
今作初登場となるプレイアブルキャラクター「ヴィオラ」。専用の武器「魔舞太刀(まぶだち)」を持つ彼女ですが、ベヨネッタ同様、Xボタン[刀による斬撃]とAボタン[刀による投擲]の組み合わせで簡単にコンボを決めることもできれば、Yボタン[炸裂するダーツを投擲]で遠くの敵に攻撃することもできます。さらに、ベヨネッタにはないヴィオラ固有のアクションも存在します。
中世日本の名工が作ったと伝えられる、長身の刀「魔舞太刀」。
ガード(ウィッチタイム)
刀を使って敵の攻撃をガードすることが可能。タイミング良くガードすれば、ウィッチタイムが発動します。
魔獣の召喚
ヴィオラが召喚する魔獣「チェシャ」は、自ら動いて敵に攻撃してくれるため、召喚中もヴィオラ自身を操作することが可能です。反面、ヴィオラは刀無しでの戦闘を強いられるため、ヴィオラ自身の攻撃力低下、ガード性能低下(ウィッチタイムも使用できない)といったデメリットも生じてしまいます。状況に応じた使い分けが必要です。
新しい映像に関するお知らせは以上です。『ベヨネッタ3』は、「ニンテンドーアカウント」でログインしていれば、下記リンク先から直接ダウンロード版ソフトを予約購入することができます。
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