ニンテンドー3DSソフトをお手ごろな価格で楽しめるハッピープライスセレクション。第二弾として、ご覧の5タイトルを発売いたします。
・ゼルダの伝説 時のオカリナ 3D
・ファイアーエムブレム 覚醒
・マリオテニス オープン
・ドンキーコング リターンズ 3D
・レゴ®シティ アンダーカバー チェイス ビギンズ
これらのタイトルが、9月15日(木)より、各2,916円(税込)の新価格でお買い求めいただけるようになります。
このトピックスでは、「ハッピープライスセレクション」第二弾で発売される5タイトルをシリーズで特集。今回は、任天堂ゲーム専門誌『電撃Nintendo』の編集部にご協力いただき、それぞれのゲームをくわしくご紹介していきたいと思います。
最初にご紹介するタイトルは、『ゼルダの伝説 時のオカリナ 3D』です。
ニンテンドーSwitch
ハッピープライスセレクション
オリジナルのニンテンドウ64版『ゼルダの伝説 時のオカリナ(以下、時のオカリナ)』が発売されたのは1998年。当時、絶妙な難しさの謎解きに夢中になり、宅配ピザだけを食べ続けながら2日間徹夜で遊び続けたのもいい思い出。
そんな寝食を惜しんで遊んだ名作が、ニンテンドー3DSでどのように生まれ変わったのか!? 電撃Nintendo編集部のたかみーが紹介していきます!
運命に選ばれた勇者リンクが今、旅立つ
まずは『時のオカリナ』のストーリーをおさらいしておきましょう。
物語の主人公は、子供しかいないコキリ族の森で暮らす少年リンク。
妖精ナビィに導かれ村の守護神・デクの樹サマの元に呼び出された彼は、この世界・ハイラルに迫る危機と自分の運命を聞かされます。
リンクはデクの樹サマの言葉に従ってコキリの森から旅立ち、ハイラル城へ向かいます。
そこで出会ったゼルダ姫から盗賊王ガノンドロフの野望を阻止するよう頼まれたリンクは、ハイラルを救う冒険を繰り広げることになります。
2つの時代を行き来する、時の勇者の物語
『時のオカリナ』のリンクは、子供と青年の2つの時代を行き来しながら冒険をしていきます。
子供時代と青年時代でアクションや使えるアイテムが少し違います。子供時代だと大きな盾が持てないので、かぶってガードしたりするのがカワイイですね。
一方の青年リンクは、体が大きくりりしくなり、まさに勇者といった感じに。馬に乗ってハイラルを駆け巡ったりと、よりダイナミックな冒険を楽しめます。
馬に乗って、どこまでも広がるハイラル平原を走り回るのが最高に気持ちイイです!
子供と青年の時代には7年の開きがあり、子供時代の行動が原因で青年時代に変化が起きたりします。
たとえば、子供時代に「魔法のマメ」を地面に埋めておくと、青年時代になったときに「魔法のマメ」が成長して空飛ぶ葉っぱになって、登れなかった場所に進むことができるようになります。
2つの時代を行き来しながら「ここでコレをしておけば、青年になったときにこうなるな」なんてことを考えてイベントを探すのが楽しいんです。
画面の奥にハイラルが広がる!
『時のオカリナ 3D』では、立体視になったことで、まるでニンテンドー3DSの奥にハイラルが広がり、どこまでも走り続けたい気分になります。
立体視でオープニングのナビィが跳びまわるシーンの臨場感も大幅にアップ。残念ながらこの映像では立体感まではお伝えできないですが、迫ってくる木の柵が本当にぶつかりそうでビックリします!
「ジャイロ操作」をONにすれば、ニンテンドー3DS本体を上下左右に動かしてパチンコや弓矢といった飛び道具を狙った位置に撃てます。
「的当て」のミニゲームも自分が本当にパチンコで狙っ撃っているかのようなプレイ感覚。パリンパリンとルピーを割っていこう!
謎解きで詰まっても大丈夫!?
『ゼルダの伝説』シリーズの魅力のひとつが、ダンジョンの謎解き。
ダンジョンでは、「爆弾」で壁を壊したり、「パチンコ」で離れた場所のスイッチを操作したりと、さまざまなアイテムを駆使しながら謎を解いていきます。
怪しい場所にはナビィが飛んでいきます。謎解きでつまったときは、ナビィの動きを見るのもひとつの解決策です。
アイテムには複数の使い道があり、例えば、手に持って敵を攻撃するアイテムの「デクの棒」は、燭台に近づけると炎が燃え移ります。その炎で障害物を焼いたり、燭台に火を点けたりする謎解きも!
試行錯誤を繰り返し正解にたどり着いたときの「あ、そうか!」というひらめきと、「よくこの謎に気づいたな、俺!」という達成感が気持ちよくて、さらに続きが遊びたくなります。
しかし、謎解きには手ごわい仕掛けも多く、正解がわからずに何時間ダンジョンをさまよってしまうことも・・・。
そんなときに助けてくれるのが、謎解きの「ヒント映像」を見ることができる「シーカーストーン」と呼ばれる石です。
この「ヒント映像」は『時のオカリナ 3D』で追加された要素。ゲームの進行に合わせて増えていくので、わからないことがあったら「シーカーストーン」で調べてみよう。
多くのプレイヤーを苦しめてきた「水の神殿」のヒントもバッチリ見られます。でも、できるなら自力で謎を解いて、仕掛けクリアの達成感を味わってほしいですね!
ストーリー以外のお楽しみもいっぱい!
本筋となるストーリー以外にも「釣り」や「やぶさめ」といったミニゲームや「ポウ集め」や「アイテム交換」などのサブイベントのお楽しみもいっぱい。
「釣り」なら魚の大きさ、「やぶさめ」ならスコアが記録として残るので、ついついハイスコアを更新しようと、本編そっちのけで何度も遊びたくなります。
ハイラルの各地にいる人が欲しがっているアイテムを交換していく、わらしべ長者的な連続イベントもあります。
アイテムを交換すればするほどいいアイテムが手に入っていきます。最後まで交換していくと何がもらえるかは、プレイしてのお楽しみ!
サブイベントをクリアすると、リンクのハートの最大値を増やす「ハートのかけら」や便利なアイテムが手に入ったりします。イベントを楽しみつつリンクも強くできるので2度おいしいです。
ハイラルの平和を守るのをそっちのけで、サブイベントやミニゲームのコンプリートを目指したくなるのは俺だけではないはず・・・。
『時のオカリナ 3D』オリジナルの上級者向けモード
『時のオカリナ 3D』では、ニンテンドウ64版を遊んだことのあるプレイヤー向けのやりこみ要素も追加されています。
ひとつがダンジョンのボスと再戦できる「ボスモード」で、本編では1回しか戦えなかったダンジョンのボスと再戦できます。弱点を見極め、ノーダメージの完全勝利を目指してみよう。倒すまでのタイムが記録されるので、タイムアタックも熱いです!
もうひとつが、ゲームクリア後に解放される『ゼルダの伝説 時のオカリナ 3D 裏』で、敵の攻撃力が2倍になっているので戦闘がよりスリリングになっています。
さらに、「裏」は鏡に映したように左右が反転した世界なので、通常モードと同じ感覚で動くとガケに落ちたりと思わぬ失敗をするのでご注意を。
デクの樹サマのダンジョンには、見覚えのない燭台や通常モード時にはいなかったゴーマの幼生のタマゴなどが追加され、より難しくなっています。
腕に自信がある人は、「裏」の冒険にもぜひ挑戦してみてください!
いかがでしたか? オリジナルのニンテンドウ64版の面白さはそのままに、遊びやすさやグラフィックの質を向上させたリメイク作品として満点な作品。
オリジナルを知らない人はもちろん、すでにプレイをした人も当時のプレイを思い出しつつ、新しくなったハイラルの世界での冒険を体験してほしいです!
『ハッピープライスセレクション ゼルダの伝説 時のオカリナ 3D』は、新価格2,916円(税込)で発売いたします。
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