こんにちは。ゲームの情報をお届けするWebメディア「GameWith」編集部のサルバドルルと申します。
今回はNintendo Switchソフト『リングフィット アドベンチャー』をこれから始めようと検討されている方に向けて、各モードの説明や、運動を楽しみながら長く続けていくためのコツをご紹介します。
発売当初から今日まで本作をプレイし続けている、わたしなりの活用術もご紹介していますので、しばらく遊んでいない方も参考にしてみてくださいね。
遊べるモードとおすすめの使い方をご紹介
『リングフィット アドベンチャー』は、付属の「リングコン」や「レッグバンド」を体に装着して運動するゲームです。
ご自身のプレイスタイルにあわせて選べるいくつかのモードがありますので、それぞれの特徴とおすすめの使い方をご紹介します。
アドベンチャー
相棒の「リング」と一緒に、闇の魔物「ドラゴ」から世界を救うモードです。
運動してワザを繰り出し、敵を倒しながら物語を進めていきます。やがて、主人公が成長していくうちに、あなたのトレーニングの成果につながります。
お手軽
「脂肪燃焼」「ぽっこりお腹改善」「姿勢改善」などのセットメニューや、特定のフィットネスだけを選んで、手軽に運動できるモードです。
用意されている目的の中から自分にあったものを選んで、短い時間で体を動かしたいときに向いています。
カスタム
60種類以上あるフィットネスの中から自由に組み合わせて、オリジナルの「フィットネスリスト」を作り、体を鍛えることができるモードです。
内容や回数などを細かく設定して、トレーニングをしたいときに向いています。
ながらモード
動画やテレビ番組などを見ながら、少し体を動かしておきたいときに使える便利なモードです。
ソフトを立ち上げなくてもリングコンを使った軽い運動ができ、運動した回数に応じて、アドベンチャーの経験値やお金などを受け取ることができます。
リズムゲーム
選んだ音楽にあわせて、タイミングよくリングコンを操作してハイスコアを目指すモードです。
選べる音楽は、『リングフィット アドベンチャー』の楽曲はもとより、『スーパーマリオ オデッセイ』や『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』などからも選べます。
おひとりはもちろん、家族や友人などと一緒に盛り上がりたいときにもぴったりなモードです。
プレイタイプ別、長く続けるためのコツ
このように、さまざまなモードで遊びながら運動ができる『リングフィット アドベンチャー』ですが、運動で難しいのは「長く続けること」ではないでしょうか。
せっかくソフトを購入したのに続けられず、三日坊主になってしまうのは少しもったいないですよね。
実は、継続するにはちょっとしたコツがありますので、ここからはプレイされる方のタイプごとに、おすすめの継続テクニックをご紹介します。
これから運動を始める方は、プレイ環境を整えよう
これから運動を始めようと思っている方は、いつでも気軽にプレイできるよう、スムーズに運動できる環境を整えるところからスタートしましょう。
体を大きく動かせるよう、テレビやモニターの前に十分なスペースを確保しておくと、遊ぼうと思い立ったときにすぐ遊び始めることができます。
わたしの場合は、いつもトレーニングマットを使ってプレイしているので、マットを敷くスペースには、普段から物を置かないようにしています。
運動にあまり慣れていない方は、「運動負荷」を弱めにしよう
運動を長く続けるためには、自分にとってちょうど良い体への負荷を見つけることが大切です。
例えば、アドベンチャーではリングコンを使った運動にかかる力の大きさを「運動負荷」で細かく設定できます。いきなり運動負荷を強く設定すると、想像以上に体力を消耗してしまい、継続して取り組むのが難しくなってしまうかもしれません。
最初は、ちょうど良いと感じるよりも少し弱めに設定すると、無理なく運動を続けることができます。
運動負荷が物足りないと感じたときも、プレイ中にすぐ変更可能です。その日の体調や気分と相談して調整してみてくださいね。
忙しい方は、プレイする時間や頻度を決めておこう
あらかじめプレイするタイミングを決めておくと、忙しくて運動を後まわしにしてしまいがちな方でも続けやすくなります。
例えば、急な予定が入りにくい時間帯にしたり、平日と土日で時間を変えたりと、ご自身のライフスタイルにあわせてプレイする時間や頻度を設定しておけば、習慣化しやすくなります。
指定の曜日・時刻をJoy-Con(R)のランプと振動でお知らせする「アラーム設定」を活用すれば、毎日違った時間でもリマインドしてくれますよ。
急な予定変更などで運動する時間があまり取れないときは、その日にできる範囲で体を動かすようにすると良いでしょう。例えば、考え事をしながら、ながらモードでリングコンを押し引きするだけでも、運動する習慣を維持できますよ。
体型維持など目的がはっきりしている方は、目標数値を設定してみよう
運動の目的がはっきりしている方は、成果を数値で確認できるとモチベーションを維持しやすいのではないでしょうか。
ゲーム内の「運動ログ」では、消費カロリーや走行距離の参考数値を確認できるので、「今の体型を維持するために、毎日◯キロカロリー分の運動をする」など、自分で決めた目標数値を達成できているのか、いつでも確認することができます。
また、運動ログだけでなく、実際に体重や体脂肪率がどう変化したかもあわせて確認していくと、日々の運動の効果がより実感できそうです。
実際にプレイして編み出した、わたしの『リングフィット アドベンチャー』活用術
ここまで『リングフィット アドベンチャー』を長く続けるためのコツを紹介してきました。ただ、繰り返しになってしまいますが、やはり運動というのは継続が難しいものです。
長く続けようといろいろと試してみたけど、どうしても続けられなかった……という方も、中にはいらっしゃるかもしれません。
そこで、実際にわたしが仕事と育児の合間をぬってプレイする中で、編み出した活用術を4つご紹介します。
1. 他のゲームソフトと一緒に遊ぶと、運動を自然と習慣化できる
ゲームソフトを遊び終わったタイミングで、無意識に背伸びをしたり肩を回したりと、軽く体を動かしたくなった経験はありませんか?
わたしは他のゲームソフトを終了するときに、そのまま本ソフトに切り替えることで、「運動」であることを意識せず、自然な流れでプレイを習慣化できました。
遊んで疲れた体をほぐせるだけでなく、運動であることを口実にしてもう1本ゲームソフトを遊べるので、ちょっとしたお得感もありました。
なお、ダウンロード版のソフトからだと切り替えもスムーズです。
2. 仕事前や休憩中など、スキマ時間にリフレッシュできる
リモートワークが普及し、起きてから外に出ないまま仕事を始める、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
わたしの場合、通勤時間が減った分の30分だけプレイすると決めたことで、生活リズムに馴染む形で自然と取り入れることができました。
さらに、体を動かしてから仕事を始めると、すっきりした気持ちでデスクに向かえるので、いつもより集中できるように思いました。
少しの時間でも遊べるので、会議の合間や子どもを寝かしつけてからのスキマ時間など、ちょっとした空き時間に軽い運動を取り入れると、気分をリフレッシュできて良いかもしれません。
3. 目標とごほうびを決めておくと、やる気が出る
好きなものを買ってもらうために学校のテストを頑張った、といった思い出はありませんか?
わたしは、運動でも同じように、自分へのごほうびとわかりやすい目標を決めておいたことでモチベーションを維持できました。
一部をご紹介すると、わたしの場合は以下のようなごほうびを設定したことで、長く続けられています。
わたしが実践していた、ごほうびの例
・15分以上プレイできた日は、お気に入りのグミを食べても良い
・「ワールド3」までクリアできたら、欲しかったフィットネスウェアを買う
・累計30日間続けることができたら、新しいゲームソフトを買う
・スクワットの累計回数が5,000回を超えたら、まつげエクステをつける
など
このように、目標とごほうびをセットで用意していたことで、途中で投げ出すことなく楽しみながら続けることができました。
4. 一緒に頑張る仲間がいると、より楽しく続けられる
どんなことでも、一緒に頑張ったり応援してくれる人が周りにいると、楽しく続けられたりしますよね。
わたしは最初、ひとりでプレイしていましたが、続けていくうちに横で見ていた家族が興味を持って、一緒に遊ぶようになりました。
運動中に正しい姿勢を取れているかを確認し合ったり、ミニゲームのハイスコアを競い合ったりすることで、お互いにモチベーションを高め合いながら、楽しく続けることができました。
ひとりで遊んでいるという方も、フレンドや世界中の同い年生まれの方の記録が見られるオンライン機能「みんなの記録」を使ったり、運動ログをSNSで公開したりすると、そんな仲間が見つかるかもしれません。
※オンライン機能を使用するには「Nintendo Switch Online」(有料)への加入が必要です。
まとめ
ここまで、『リングフィット アドベンチャー』を長く続けるためのコツをご紹介しました。
すべてに共通しているポイントは、ご自身にあったプレイスタイルを見つけて、無理なく続けていくことです。
ぜひあなたのライフスタイルにあった形で、おうちでできる手軽なフィットネスとして『リングフィット アドベンチャー』を取り入れてみてはいかがでしょうか。
- 第1回:長く続けるためのコツをご紹介。
- 第2回:「アドベンチャー」「カスタム」モードを使いこなすコツをご紹介。
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