
Hello!BOKUです。
本日公開された「Nintendo Direct 2019.9.5」で、『Return of the Obra Dinn』がNintendo Switchで発売されることが発表されました!
「オブラ・ディン号」の帰港。そこから物語は始まる。
1803年。
オブラ・ディン号が、喜望峰への航海中に消息を絶つ。
1807年。
無人のオブラ・ディン号が、イングランドへ突然帰港。
保険調査官のあなたは、調査のためにオブラ・ディン号に乗り込む。


60人の乗員・乗客に何があったのか。
その真相を確かめるカギとなるのは、ヘンリー・エバンズという人物による「手記」と、死者の最期の瞬間へと導いてくれる懐中時計「メメント・モーテム」。
最期の瞬間へ潜り、その場面から、一人一人の安否や死因を推理して、手記に記録していく。


徐々に紐解かれていく真実。
そして明らかになる、オブラ・ディン号の辿った運命とは――。
白黒の世界に引き込まれ、気づいたら没入している
このゲームでまず目を引くのは、白と黒の2色のみで描かれたグラフィック。2色のみでこれだけ臨場感溢れる表現ができることに、ただただ驚きます。しかも出てくる人物はすべて止まっているのに!


そして、ひとつひとつの演出がドキドキさせてくれます。「メメント・モーテム」で過去に潜り、そこでの会話が聞こえたあと、死者の最期の瞬間が「ドンッ!」と現れるときは圧巻!一瞬にしてその場面に引き込まれてしまいます。


このゲームをプレイしているとき、ふと気がつくと、自分が完全に『Return of the Obra Dinn』の世界に入り込んでしまっていました。決してリアルとは言えない白黒の世界なのに、そこに没入してしまう。この感覚はぜひ体験してほしいです。


さて、肝心の推理はと言うと、1つの場面だけで人物名と死因を特定できることはほとんどありません。そのため、会話や、ほかの場面で得た情報と組み合わせることで推測していきます。目に見える事実を並べるだけではなく、そこで起きた出来事の背景まで想像していくことが大事になってくるので、まさに「紐解く」という言葉がピッタリです。
なかには、消去法でしか特定できない人物がいたり、非常に小さな手がかりから推理しないといけなかったりと、ちょっと難しすぎるんじゃない?と思うこともありますが……そのぶん紐解けたときの快感は大きいですよ!

名簿に載っている氏名・職名・出身地は、
どれも重要な手掛かりに。

あの人たちと一緒にいるということは、
もしかして彼も出身は……。

会話にももちろんヒントが。

このタトゥー、どこかで……。
『Return of the Obra Dinn』は、2019年秋に発売予定なので、お楽しみに!
それではみなさん、よいインディーライフを!
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