懐かしのシリーズもNintendo Switchで続々と登場。秋の夜長に楽しめる、ミステリーアドベンチャーゲームをご紹介。

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暑さも和らぎ、秋風とともに訪れる長い夜。おうちにいる時間も増えるこれからの季節におすすめしたいのが、謎解きや推理が楽しめるミステリーアドベンチャーゲーム

長く親しまれているゲームジャンルのひとつで、特に1980年代から90年代にはファミリーコンピュータやスーパーファミコンでも多くのタイトルが登場しました。

それから数十年経ったいま、当時遊ばれていたシリーズが続々とリバイバル。主人公の行動を選択するシステムや奥深い物語など基本となる要素は受け継ぎながら、時代に合わせたゲームへと変化を遂げています。

そこで今回は、『ファミコン探偵倶楽部 笑み男』をはじめ、懐かしのシリーズとしても知られるタイトルを中心に、Nintendo Switchで遊べるミステリーアドベンチャーゲームをご紹介します。

ファミコン探偵倶楽部 笑み男

1988年にファミリーコンピュータ ディスクシステム向けに第1作を発売した「ファミコン探偵倶楽部」シリーズ。2024年8月29日に発売した『ファミコン探偵倶楽部 笑み男』は、『消えた後継者』『うしろに立つ少女』に続く、35年ぶりのシリーズ完全新作です。

シリーズを通して、主人公は空木探偵事務所の探偵助手ですが、タイトルごとにストーリーは独立。本作ではじめて「ファミコン探偵俱楽部」シリーズに触れる方にも楽しんでいただける内容になっています。

今回の物語の鍵を握るのは、タイトルにもなっている「笑み男(えみお)」という都市伝説。その噂話に似通った殺人事件の真実を解き明かします。

『ファミコン探偵倶楽部 笑み男』のストーリー

ある朝発見された、地元の男子中学生の絞殺死体。
彼の亡骸には、不気味な笑顔が描かれた紙袋が被せられていた。
その姿は、18年前に起きた「連続少女殺人事件」の被害者と同じだった。
そしてこれらの事件は『笑み男(えみお)』という都市伝説によく似ているという。
泣いている女の子の前に現れ、その命と引き換えに笑顔の紙袋を与えるという不気味な噂話の起源とは……?
空木探偵事務所は総力をあげて、この奇怪な事件に挑む。

臨場感あふれる会話とともに事件を追う“インタラクティブドラマ”

『ファミコン探偵倶楽部 笑み男』の特徴のひとつが、さまざまな登場人物と交わされる感情豊かな会話シーン。セリフはすべてフルボイスで展開されるため、まるで自分自身が登場人物と話しているような臨場感を楽しめます。

本作は、謎解き要素を主にした「推理ゲーム」とは異なり、会話や物語の展開を軸にしたゲームシステムで、登場人物たちが織り成す人間ドラマを描いているのが特徴。緊張感がありつつ、時にくすりとさせられる会話の内容を頭で推理しながら紐解いていくことで、登場人物の人柄や「笑み男」にまつわる事件の謎が徐々に明らかになっていきます。

物語の世界に没入できる「単語のハイライト」機能

本作では、コマンドを選択して会話を進めるシリーズ定番のシステムはそのままに、セリフの重要な箇所を目立たせる「単語のハイライト」機能が搭載されています次に何をすべきか気づけるヒントになり、行き詰ることなく物語を進めることができるのが特徴です。

さらに、この機能はオン/オフを設定で切り替えることが可能スムーズに物語を楽しみたい時はオンに、自身で会話を解き進める手応えを感じたい時はオフにするなど、気分や難易度に応じてお好みのスタイルで遊ぶことができます。

「笑顔が描かれた紙袋」が意味するものとは何なのか……。その真実はぜひあなたの目で確かめてみてください!

ニンテンドーSwitch

    北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ  ~追憶の流氷・涙のニポポ人形~

    1987年に発売されたファミリーコンピュータ用ソフト『北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ』のフルリメイク版として、2024年9月12日にジー・モードさんから発売された『北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ ~追憶の流氷・涙のニポポ人形~』。当時の雰囲気を忠実に再現しながら、グラフィックを一新し、豪華声優陣によるフルボイスを実装するなど、今の時代に合わせたアドベンチャーゲームへと生まれ変わりました。

    『北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ  ~追憶の流氷・涙のニポポ人形~』のストーリー

    ある朝、東京湾に浮かび上がった身元不明の男の水死体。事件の足取りをたどっていくと舞台は北海道へと移る。

    釧路、網走、知床、紋別……。道東を中心に連鎖していく第2、第3の殺人。犯人が抱える悲しき真実とは……。

    当時遊んだ人も楽しめる、完全新作ストーリーを収録

    原作のシナリオを手がけているのは、「ドラゴンクエスト」シリーズの生みの親としても知られる堀井雄二さんさらに本作では、ファミコン版の物語だけではなく、2024年を舞台にした堀井さん監修の完全新作ストーリーも収録し、当時遊んだ方にとっても新鮮な内容になっています。

    捜査の自由度を高めるコマンドと便利な捜査資料

    プレイヤーは警視庁の警部となり、パートナーに指示を出しながら東京と北海道で事件を捜査します。「場所移動」や「人に見せろ」など使用できるコマンドは14種類気になる場所に移動して関係者を見つけ出したり、登場人物に写真や証拠品を見せることで新たな証言を得られたりと、さまざまな行動を選ぶことができます。いつどんなコマンドを使うかは自由自在。自分なりの推理で事件解決の糸口を見つけることができます。

    さらに本作では、登場人物の関係がよくわかる「人物相関図」や、北海道の豆知識も知ることができる「捜査マップ」など、捜査に便利な機能が追加。事件を追うごとに複雑になっていく情報も一目でわかり、より快適に遊ぶことができます。

    37年の時を経て、新たな装いでよみがえった『北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ ~追憶の流氷・涙のニポポ人形~』。当時遊んでいた方はもちろん、はじめて遊ぶ方も楽しめる、懐かしくも新しいミステリーアドベンチャーゲームになっています。

    ニンテンドーSwitch

      かまいたちの夜×3

      1994年、スーパーファミコン向けに第1作が発売された「かまいたちの夜」シリーズ。今年で30周年を迎える本シリーズは、累計で約200万本の出荷を記録。BGMや背景映像とともに文章を読みながら、物語を進めていく“サウンドノベル”の金字塔として、今もなお多くの方に親しまれているシリーズです。

      2024年9月19日にスパイク・チュンソフトさんより発売された『かまいたちの夜×3(トリプル)』は、『かまいたちの夜』『かまいたちの夜2』のメインストーリー、そしてシリーズ第3作となる完結編の三部作を収録。はじめてシリーズを遊ぶ方でも安心して物語を追うことができます。

      『かまいたちの夜×3』のストーリー

      ペンション“シュプール”編

      シリーズ第1作のメインストーリー。
      「こんや、12じ、だれかがしぬ」。
      謎めいたメッセージを発端に、雪に閉ざされたペンションでの惨劇が幕を開ける……。

      監獄島のわらべ唄編

      シリーズ第2作のメインストーリー。
      陰惨な過去と奇妙なわらべ唄が残る三日月島。
      謎の人物から島に招待された人々は、わらべ唄に沿って引き起こされる殺人事件に巻き込まれていく……。

      三日月島事件の真相編

      物語の舞台は、監獄島と異名されるほどの凄惨な過去を持つ 「三日月島」。
      この地で起こった殺人事件の犠牲者を供養するため、島を買い取り、三日月館の再建に着手した香山誠一。
      そして、彼の呼びかけに応えて再び三日月島に集まった事件の関係者たち。
      しかし、それは新たな惨劇の始まりに過ぎなかった……。

      何度も物語を楽しめる、充実したマルチエンディング

      ストーリーの随所で選択肢が表示され、選んだ内容によって物語の展開が幾重にも変化し、さまざまな結末を楽しむことができる「かまいたちの夜」シリーズ。
      シリーズ完結編となる「三日月島事件の真相編」はもちろん、本作に収録されている『かまいたちの夜』『かまいたちの夜2』のメインストーリーにも、選択肢によるシナリオの変化は健在。「あの時に別の選択肢を選んでいたらどうなっていたのだろう?」と何度も試したくなる仕掛けが散りばめられています。

      謎解きとともに楽しめる緻密な物語

      「かまいたちの夜」シリーズの特徴のひとつとも言えるのが、読みごたえのある物語。『かまいたちの夜』と『かまいたちの夜×3』のシナリオを担当しているのは、数多くのミステリー小説を手がけた作家、我孫子武丸さんさらに『かまいたちの夜2』は我孫子さんに加え、作家の田中啓文さんと牧野修さんが手を組みシナリオを制作。緻密に練られたストーリー構成によって、どんな選択肢を選んでも楽しめる内容になっています。

      テキスト表示をオリジナル「かまいたちの夜」風のドットフォントに変更できる機能や、ゲーム内のBGMを視聴できるサウンドプレイヤーなども搭載した『かまいたちの夜×3』。第1作から完結編までどのように物語が続いていくのか、ぜひその手で謎を解き明かしてみてください。

      ニンテンドーSwitch

        多彩なミステリーアドベンチャーゲームがNintendo Switchで発売中

        上で紹介した3つのタイトルの他にも、バラエティ豊かなミステリーアドベンチャーゲームがNintendo Switchで発売中。たっぷりと謎解きを楽しめるものから、ヒヤリと怖いホラーテイストなものまで、さまざまなミステリーアドベンチャーゲームが登場しています。ぜひお好みのタイトルを見つけてみてください。

        ニンテンドーSwitch

          今回紹介したタイトルはニンテンドーeショップやマイニンテンドーストアで発売中です。
          また、『ファミコン探偵倶楽部 笑み男』は、Nintendo Switch Online加入者限定特典「2本でお得 ニンテンドーカタログチケット」の引き換え対象ソフトです。任天堂のソフトのダウンロード版2本をお得にご購入いただけますので、ダウンロード版のご購入をお考えの方は、ぜひそちらもご検討ください。

          ひんやりとした空気が包み込む秋の夜長。じっくりと謎に満ちたミステリーの世界に浸ってみてはいかがでしょうか。

          © Nintendo
          ©G-MODE Corporation/©ARMOR PROJECT ©KADOKAWA
          ©Spike Chunsoft/我孫子武丸/田中啓文/牧野修

          edited by : 編集部 Kent
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          特に記載の無い場合、記事内の記載の価格はすべて税込です。また、パッケージ版のみの販売となるソフトは希望小売価格、それ以外のソフトはニンテンドーeショップでの販売価格となります。
          セール価格については、セール期間中の価格になります。
          製品の価格は変更になる場合があります。最新の購入価格はマイニンテンドーストア/ニンテンドーeショップでの価格を必ずご確認ください。
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