こんにちは。ゲームの情報をお届けするWebメディア「GameWith」編集部のサルバドルルと申します。
今回は、Nintendo Switchソフト『リングフィット アドベンチャー』の「アドベンチャー」「カスタム」の2つのモードを使いこなすコツをご紹介します。
はじめて遊ぶ方や、しばらく遊んでいないという方にも役立つ記事となっていますので、参考にしてみてくださいね。
なお、『リングフィット アドベンチャー』を長く続けるためのコツについては、こちらの記事でご紹介していますので、そちらもあわせてご覧ください。
基本的な遊び方
各モードの説明に入る前に、『リングフィット アドベンチャー』の基本的な遊び方についてご紹介します。
『リングフィット アドベンチャー』では、本格的なフィットネスと連動したゲームの世界をお楽しみいただけます。
Joy-Conを、ソフトに付属の「リングコン」と「レッグバンド」にセットすると、腕や足、お腹など全身の各部位にかかった力や動きを認識できるようになります。
最初はウォーミングアップから始まります。怪我なく安全に楽しむためにも、ゲームのサポート役「ミブリさん」の動きを参考に、準備運動をおこないましょう。
運動を続けているとつい楽しくなって長く続けてしまいますが、無理は禁物です。
運動習慣のない方は、まずは目安として1日30分程度のペースで遊んでみて、体が慣れてきたら徐々にプレイ時間を増やしてみましょう。
ストーリーにそって運動する、「アドベンチャー」序盤攻略術
ここからは、アドベンチャーモードの基本的な遊び方をご説明します。
アドベンチャーは、フィットネスの力を使って敵を倒しながら、物語を進めるモードです。相棒の「リング」と体で戦う冒険へ旅立ち、闇の魔物「ドラゴ」が支配する世界を救いましょう。
まずは操作に慣れよう
アドベンチャーでは、各「ワールド」内の複数のコースを順番に進みつつ、途中に出てくる敵やボスを倒しながらストーリーを進めます。
フィールドではジョギングをすることで主人公が前に進みます。物音が気になる方は、「運動モード」を「通常モード」から「サイレントモード」にすると、足踏みの代わりにスクワットで移動することもできますよ。
リングコンを押しこむと空気砲を発射でき、下に向けて空気砲を放つとジャンプができます。障害物を破壊したり飛び越えたりして、ゴールを目指します。
また、リングコンを左右に引っぱると、フィールド上のお金などを吸いこむことができるので、見つけたら試してみてください。
敵と遭遇したときは、あなたの運動と連動したワザ「フィットスキル」で攻撃します。
運動の効果をしっかり得るためにも、最初は「ミブリさん」の動きをお手本にしながら、「リング」のアドバイスを聞き、正しい姿勢でおこなえているかを確認しましょう。
正しく運動ができていると主人公が輝き、「BEST!!」の表示と効果音、振動でそれぞれ知らせてくれます。正しい姿勢がキープできていなかったり、リングコンを押しこむ力が弱かったりすると「Good!」となり、「BEST!!」のときと比べて与えるダメージが少なくなります。
敵が攻撃してきたときは、リングコンをお腹に押しこむ「腹筋ガード」で防御します。攻撃が終わる前に力を抜くと防御に失敗してしまうので、相手の攻撃が終わるまでしっかりと腹筋に力を入れ続けましょう。
経験値を稼いでレベルを上げよう
コースをクリアしたり、バトルで敵を倒したりすることで「エクササイズポイント(EXP)」が手に入ります。EXPが貯まってレベルアップすると、攻撃力と防御力が上がり、バトルを有利に進めやすくなります。
準備運動の「ダイナミックストレッチ」をすると、300EXPが手に入ります。ウォーミングアップのためだけでなく、レベルアップのためにも、ぜひ毎回やってみてください。
また、コースには「EXPメダル」が3枚存在します。3枚すべて獲得すると合計で500EXPが手に入るので、フィールドを移動しながら探してみてくださいね。
運動に慣れてきたら、フィールドの移動中に「リングコン押しこみ」「モモあげ」「ダッシュ」などをすると、手に入るEXPを増やすことができますよ。
アドベンチャー以外では、「ながらモード」でリングコンを押し引きした回数に応じて、EXPが手に入ります。ソフトを立ち上げていない状態で、動画やテレビ番組などを見ながらでもおこなえるので、ぜひお試しください。
フィットスキルを使いこなそう
アドベンチャーを進めていくと、最大40種類以上のフィットスキルを習得できますが、バトル用にセットできるフィットスキルの数には限りがあります。
敵を効率よく倒せるフィットスキルを選ぶことも大切ですが、体の特定の部位に負荷が集中しないようにバランスをとることも重要です。
ここからは、それぞれの観点からみたフィットスキルの選び方をご説明します。
バトルを有利に進めるためのフィットスキル選び
以下の3つのポイントを意識してフィットスキルを選ぶと、バトルを有利に進めやすくなります。
・攻撃力の高いフィットスキルを中心に選ぶ。
・複数の敵に攻撃できるフィットスキルを1つは入れておく。
・各コースの「オススメ」の色のフィットスキルを多く選ぶ。
攻撃力が高いほど敵に与えるダメージが大きくなり、少ないターンで敵を倒せるようになります。
フィットスキルの中には一度に多くの敵にダメージを与えられるものもあります。単体攻撃のフィットスキルより攻撃力は低いものの、敵が多いときに使うと効率的にダメージを与えられるので、なるべく1つはセットしておくのがおすすめです。
また、フィットスキルは鍛えられる体の部位によって色分けされています。
「ワールド2」のボスを倒すと「色バトルの能力」が解放されます。それ以降は、敵と同じ色のフィットスキルで攻撃したときに与えるダメージがアップします。
「ワールド3」以降では、コースを選ぶときに、出現する敵の色にあわせた「オススメ」のフィットスキルの色が表示されることがあります。オススメと同じ色のフィットスキルを多めにセットしておくと、バトルをスムーズに進めやすくなりますよ。
体をバランスよく鍛えるためのフィットスキル選び
運動面においては、以下の2つのポイントを意識してフィットスキルを選ぶのがおすすめです。
・それぞれの色(部位)のフィットスキルを少しずつ選ぶ。
・フィットスキルを定期的に入れ替える。
さまざまな色のフィットスキルを使うことで、全身をバランスよく鍛えることができます。
コースを選ぶときに表示されるオススメの色は、特定の色に偏らないように各ワールドごとに配置されています。そのため、オススメと同じ色のものを多めに選んでおけば、ゲームを進めていく中で、自然とバランスよく体を動かすことができます。
中には、オススメの色が表示されないコースもあります。そんなときは、さまざまな色のフィットスキルをセットして、バランスよく全身を動かしましょう。
また、フィットスキルの色が同じでも、鍛えることができる筋肉はフィットスキルによって異なります。新しく習得したフィットスキルは、これまでと違う筋肉を鍛えられることがあるので、フィットスキルは定期的に入れ替えるようにしましょう。
いろいろなフィットスキルを使って、自分にあったものを探してみてくださいね。
序盤のフィットスキル
アドベンチャーの序盤に手に入るフィットスキルの特徴を整理しました。組み合わせを考えるときなどの参考にしてみてください。
アイコン | 名前 | 攻撃力/範囲 | 体への負荷の目安 | プレイのコツ |
スワイショウ | 20/全体 | ★ | 腕だけを動かすのではなく、上半身を左右にひねりましょう。 | |
椅子のポーズ | 30/単体 | ★★ | しっかりと腰を落とすことがポイントです。リングコンは反動をつけずにゆっくりと上下に動かしましょう。 | |
英雄1のポーズ | 60/単体 | ★★ | 前に傾いたり、後ろに反ったりしないようにしましょう。 | |
サゲテプッシュ | 25/3体 | ★★★ | 膝を軽く曲げた状態でおこない、リングコンを押しこむタイミングで内モモにも力を入れましょう。 | |
リングアロー | 35/全体 | ★★★ | リングコンは、体の正面ではなく、引く側の手の前で引っぱるようにしましょう。 | |
ニートゥーチェスト | 30/単体 | ★★★ | 息を吐きながら、膝を胸にしっかりと引き寄せましょう。 | |
モモアゲアゲ | 50/単体 | ★★★ | 「リング」のかけ声にあわせて、リズムよく太ももを上げましょう。 | |
バンザイプッシュ | 30/単体 | ★★★★ | 腕を軽く曲げると力を入れやすくなります。あごを上げないようにしましょう。 | |
スクワット | 30/単体 | ★★★★ | 背中を丸めないようにキープしつつ、膝をつま先より前に出さないことがポイントです。 | |
プランク | 50/3体 | ★★★★★ | 息を吸いながらお尻を上げたら、その状態をキープしましょう。 |
※体への負荷の目安については、運動の種類や部位などを基準に「GameWith」編集部で選定しています
「よろず屋」を活用しよう
アドベンチャーを進めていくと少しずつ敵が強くなってくるため、バトルに苦戦することもあるでしょう。そんなときはアイテムを活用して、バトルを効率よく進めるのがおすすめです。
ここからは、冒険をサポートするアイテムを取り扱う「よろず屋」についてご紹介します。
状況にあわせて「ウェア」を選ぼう
よろず屋では、主人公の見た目をカスタマイズできる、「ウェア」を取り扱っています。
ウェアには攻撃力がアップする「トップス」と、防御力がアップする「ボトムス」「シューズ」の3種類があります。
ウェアは、よろず屋で買う以外にも、街の人々からの依頼を達成したときに手に入る報酬や宝箱から手に入ることもあります。
ウェアにはそれぞれに「シリーズ」があり、同じシリーズのトップス、ボトムス、シューズを着用することで「セット効果」が発揮されるものもあります。
バトルに勝てない場合は、「シャドーパッシオーネ」や「フレイムボルテージ」のように攻撃力をアップするセット効果があるウェアを着用してみましょう。敵を倒しやすくなりますよ。
コースによっては、敵からダッシュで逃げたり、モモあげをしないとスピードが落ちる階段を登ったりすることがあります。そんなときは、「スプラッシュランナー」のようにダッシュ・モモあげを楽にするセット効果があるウェアを着用してみるのが良いでしょう。
さまざまな効果のある「スムージー」を飲んでみよう
よろず屋では、「スムージー」も購入できるようになります。
スムージーを飲むと、種類によってさまざまな効果を得ることができます。例えば、主人公のHPをあらわす「ハート」を回復するものや、フィットスキルの攻撃力をアップするものがあります。
また、アドベンチャーを進めることで「レシピ」やさまざまな素材を入手でき、レシピに書かれた素材を使って自分でスムージーを作ることもできるようになります。
「ワールド3」以降のボスは、「ワールド2」までのボスに比べて強力なので、バトル中にハートが減ることが多くなります。そこで、簡単に作れて回復量も多い「上ほうれん草スムージー」をいくつか作って持っておくのがおすすめです。
バトル中に次の攻撃で倒されるかもしれないと思ったら、積極的にスムージーを使いましょう。序盤は、ハートが残り2個分よりも少なくなったときを目安に回復するのがおすすめです。
自分で内容を決めて運動する、目的別「カスタム」活用術
ここからは、カスタムモードの基本的な使い方をご説明します。
カスタムは、60種類以上あるフィットネスの中から自由に組み合わせて、オリジナルの「フィットネスリスト」を作り、体を鍛えることができるモードです。
「おすすめパック」を選ぶと、「すっきり二の腕」「腰痛改善」などの目的にあったフィットネスをランダムで組み合わせてくれます。
その他にも「うで」「はら」など自分が鍛えたい体の部位や、「ヨガ」「ジョギング」「リズムゲーム」からお好きなフィットネスを選ぶこともできます。
自分にぴったりなフィットネスリストを作るコツをご紹介します。
運動する習慣をつけたいときは、体への負荷が軽めのリストを作ろう
これから運動する習慣をつけていきたいときは、まずは軽めのフィットネスを中心に構成してみてはいかがでしょうか。
例えば、呼吸を整えながらゆっくりと動くヨガは、体力に自信がない方でも気軽に取り入れやすいです。
「予想運動量」が表示され、体力にあわせてコースを選ぶことができる、ジョギングもおすすめです。
また、フィットネスの回数や難易度は自由に設定できます。初めは回数を少なく設定しておき、慣れてきたら増やしましょう。
運動のモチベーションを維持したいときは、ミニゲームやリズムゲームを取り入れよう
運動を長く継続していくためには、モチベーションを維持することが大切です。そこで、ミニゲームやリズムゲームを取り入れた、バラエティ豊かなフィットネスリストを作ってみるのがおすすめです。
例えば、フィットネスを10個セットする場合、ミニゲームやリズムゲームを3個に1個ずつくらいの間隔で取り入れると、トレーニングにメリハリがつくのでおすすめです。
また、ミニゲームもリズムゲームも、終了後には毎回スコアが発表されます。運動の合間にハイスコアの更新を目指してみてはいかがでしょうか。
特定の部位を鍛えたいときは、部位ごとのリストを作ってみよう
特定の部位を鍛えたいときは、その部位ごとに特化したフィットネスリストを作ってみましょう。
例えば、フィットネスを「はら」から選ぶことで、お腹まわりを鍛えるリストを作ることができます。
鍛えたい部位がいくつもある場合は、それぞれの部位のフィットネスリストを作っておいて、日替わりで選ぶこともできますよ。
まとめ
今回は、『リングフィット アドベンチャー』のアドベンチャーの序盤をスムーズに進めるためのコツと、運動の目的別にカスタムを活用するためのコツをご紹介しました。
ゲームで遊びながら運動を楽しめる本作ですが、無理なく自分のペースで続けることが、『リングフィット アドベンチャー』を使いこなすための一番のコツといえるかもしれません。
あなたも、普段の生活に無理のない形で、『リングフィット アドベンチャー』を取り入れてみてはいかがでしょうか。
- 第1回:長く続けるためのコツをご紹介。
- 第2回:「アドベンチャー」「カスタム」モードを使いこなすコツをご紹介。
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