こんにちは。ゲームの情報をお届けするWebメディア「GameWith」編集部のゴードンと申します。
今回は、Nintendo Switchソフト『マリオカート8 デラックス』でレースで勝つための基本的なテクニックやコツについてご紹介します。
※こちらの記事では、「Joy-Conグリップ(Joy-Con 2本持ち)」および「Switch Proコントローラー」での操作を前提としてご紹介しています。
ライバルたちを追い抜くポイント:走行テクニック編
まずは走行テクニック編として、レース中に意識しておきたいことや、コース上にあるさまざまなしかけの活用方法について解説します。
一歩先の走りを身につけて、ライバルたちに差をつけましょう。
コースの真ん中を走ることを意識
コース上はメインとなる道路と、外周の草むらや砂場といった場所に分かれています。
このような草むらや砂場は「ダート」と呼ばれ、ダート地帯に入ってしまうとマシンが大きく減速してしまいます。
また、コースによっては外周に穴が空いていて落ちてしまうこともあります。
勝つためにはコーナーの内側を攻めることも大事ですが、レースに慣れないうちはコースのセンターラインを意識して走ってみるとよいでしょう。
中央を意識することでコースアウトしにくくなりますので、走りを安定させることができるようになります。
ロケットスタートで差をつける
レースが始まる際には、「3、2、1」とカウントダウンがおこなわれます。
カウントダウン中の、「2」のタイミングでAボタンを押し始めると、「ロケットスタート」になって、スタートと同時にダッシュすることができます。
こちらの映像で、ロケットスタートのジャストタイミングをご紹介していますので、ご覧ください。
スタートと同時にライバルたちに大きな差をつけることができるロケットスタートは、ぜひ使いこなせるようになりたいテクニックです。
ちなみに、ジャストタイミングに近ければ近いほどロケットスタートのダッシュ時間が長くなります。
ただし、押すタイミングが早すぎると、スタートに失敗して大きく出遅れてしまうので注意が必要です。
慣れないうちは「2」が表示されてから、ひと呼吸おいてボタンを押すことを意識してみてください。
ドリフトでコーナーをすばやく曲がる
Aボタンを押したままRボタンを長押ししてハンドルを切ると、「ドリフト」走行の状態になります。
減速しないと曲がれないようなカーブでも、ドリフトを使えば、速度を落とさずに曲がることができます。急角度で曲がることもできるので、最短距離になるコーナーの内側を攻めることも可能になります。
いろいろな形のカーブで、スムーズにドリフトをおこなえるようになることを目指しましょう。
ミニターボで曲がった後も加速
ドリフト走行を一定時間続けると、タイヤから火花が出始めます。
この火花が出ているときにRボタンを離すと、「ミニターボ」がかかり一気にダッシュすることができます。
火花の色はドリフトを続けていた時間によって変わり、最初は青色の「ミニターボ」、2段階目にオレンジ色の「スーパーミニターボ」、3段階目にピンク色の「ウルトラミニターボ※」と変化します。
ミニターボの段階が進むほどダッシュ時間が長くなりますので、上手く活用することでさらに速くコーナーを走り抜けることができます。
※3段階目の「ウルトラミニターボ」は、「ハンドルアシスト機能」をオンにしていると使えません。
なお、ミニターボについては、実際に検証をしてみた記事がありますので、こちらもご覧ください。
ダッシュボードなど、コース上のしかけを利用する
『マリオカート8 デラックス』のコース上には、上に乗ることでスピードがあがる「ダッシュボード」などさまざまなしかけが用意されています。
たとえば、端が青く丸い模様が描かれた「反重力エリア」に入るとタイヤが変形し、壁や天井にマシンがはりついて走っていきます。
反重力エリア内でライバルや青く光るしかけとぶつかると「スピンターボ」が発動し、少しの間ダッシュできます。
他のマシンに接触した場合は、ぶつかった相手も同時に加速してしまうので注意が必要ですが、しかけとぶつかった場合は自分だけがダッシュできますので、こちらは積極的に活用していきましょう。
コースごとに異なるしかけを活かして、ダッシュできるチャンスを増やしていくことが、勝利への近道です。
段差やジャンプ台も、実はダッシュポイント
他にも、コース内には段差やジャンプ台といったしかけも用意されています。
これらを飛び越える際、タイミングよくRボタンを押す、もしくはコントローラーを振ることで「ジャンプアクション」をおこなえます。
ジャンプアクションが決まると、着地したときなどに短時間ダッシュできます。
スピードアップのチャンスなので、コースごとにどこでジャンプアクションができるか覚えておくと、レースの駆け引きを有利に進められるでしょう。
グライダーの操作も忘れずに
また、レース中に特定のジャンプ台から飛び出すと、マシンの後方から「グライダー」が開き、空を飛ぶことができます。
グライダーで空を飛んでいる間は、通常では落ちてしまうような穴や、高い壁なども飛び越えることができます。
ライバルたちを追い抜くポイント:アイテム編
コース上には、ハテナマークが描かれた「アイテムボックス」が落ちており、触れるとさまざまなアイテムを手に入れることができます。
どのアイテムも、レースで勝つためには欠かせないものです。
ここからは、アイテムの使い方について解説していきます。
さまざまなアイテムの特徴を覚える
アイテムボックスから手に入れたアイテムは、レースを有利にするさまざまな効果を持っています。
たとえば、踏んだ相手をスピンさせて妨害する「バナナ」や、使うと自分が少しの間ダッシュできる「ダッシュキノコ」など、いろいろなアイテムがあります。
まずは使いながら効果を覚えていきましょう。
アイテムは2つまで同時に持つことができますので、もったいないからと慌てて使う必要はありません。すぐに使わずに持っておけば、相手が予想しないタイミングでいきなり攻撃したり、ダッシュをしたりといったこともできます。
また、アイテムボックスの中には、2つ連なっているものがあります。
ここに触れると2個同時にアイテムが手に入るので、ライバルよりも先に有利なポジションをとって狙いたいポイントです。
トップと離されたときこそチャンス
レース中、トップとの差が大きく開いてしまっても、まだまだチャンスはあります。
アイテムは、順位によって出やすさが変わるようになっており、1位との差が大きいほど「スター」などの強力なアイテムが出やすくなります。
ライバル全員を雷で小さくして減速させる「サンダー」、何回も加速できる「パワフルダッシュキノコ」など、強力なアイテムも目白押しです。
順位が下がっても最後まで諦めずに、強力なアイテムを手に入れて、逆転を目指しましょう。
早めの「コイン」貯金も大切
サーキット上にはアイテムボックスだけでなく、「コイン」も落ちています。
このコインを集めるごとに最高速度があがり、最大10枚まで集めることができます。
こちらの映像で、コインによる最高速度の違いをご紹介していますので、ご覧ください。
ご覧いただいたように、最高速度が速いほど前へ出やすいので、序盤からこまめに集めていくとよいでしょう。
また、直接的にレースには関係しませんが、コインを集めていくと新しいマシンパーツを手に入れることができます。
コインを見つけたら、積極的に集めていきましょう。
ライバルたちを追い抜くポイント:習得編
ここまで、レース中の基本的なテクニックやコツなどを解説してきました。
ここからはテクニックを習得するための練習方法をご紹介します。
不慣れな部分はアシスト機能でカバー
『マリオカート8 デラックス』では「ハンドルアシスト機能」と「オートアクセル機能」の設定ができます。
ハンドルアシスト機能をオンにすると、曲がりきれずコース外にはみだしてしまうというような場合に、自動的に減速・ハンドリングをおこなってくれます。
コーナリングに慣れないうちは、こちらの機能を使うとよいでしょう。
ただし、ハンドルアシスト機能がオンの状態では、ミニターボの3段階目「ウルトラミニターボ」が使えないなどのデメリットもあります。
安定して走れるようになってきたら、ハンドルアシスト機能をオフにして挑戦してみてください。
オートアクセル機能をオンにすると、ボタンを押していないときもアクセルを踏んだ状態にしてくれます。
ドリフトやジャンプアクションを集中して練習したいときなどは、こちらの機能がおすすめです。
総合順位を競うグランプリに挑戦
「グランプリ」モードでは、総勢12名で4つのコースを走ることができます。
対戦相手のCPUはアイテムをしっかり使ってくるため、今回ご紹介したテクニックがどこまで通用するかを試す場所としてうってつけです。
グランプリでは「50cc」「100cc」などのクラスが選択でき、数字が大きいほどマシンの最高速度があがります。最初のうちは、スピードがゆっくりで操作しやすい50ccから始めるのがおすすめです。
タイムアタックでコースをおさらい
「タイムアタック」モードでは、コースを3周走り最速タイムを目指します。
こちらではライバルたちが登場せず、自分ひとりで走ることになります。
使えるアイテムも最初に持っている「トリプルキノコ」のみと、純粋に走りの技術をみがける場所です。
タイムアタックは1周ごとにかかった時間「ラップタイム」が表示され、ラップタイムの最速を更新すると「ゴースト」として記録されます。
このゴーストとは一緒に走ることができるので、以前の走り方を振り返りつつ練習することができますよ。
VSレースで自分好みのルールに調整
他にも、「VSレース」の機能「アイテムスイッチ」を使って練習することもできます。
「アイテムスイッチ」は出現するアイテムのON/OFFを、アイテムごとに細かく切り替えられる機能です。
たとえば、出現アイテムを「ミドリこうら」「トリプルミドリこうら」のみにして、ライバルにこうらを当てる練習をするなど、特定のアイテムを使いこなせるようになりたいという場合におすすめです。
また、VSレースなら、CPUの強さやコース、レース数なども自由に設定できるので、グランプリよりも短い時間でテクニックを磨くことができます。
まとめ
ここまで、『マリオカート8 デラックス』で走るときの基本的なテクニックやコツ習得への練習方法をお伝えしてきました。
ドリフトなどのテクニックも重要ですが、レース中はアイテムによる逆転劇も起こりやすいので、単純な腕前だけで勝敗は決まりません。諦めずに走りきることも、ライバルたちを追い抜く上で大事なポイントです。
まずはあなたの好きなキャラクターと一緒に、レースの世界へ飛び込んでみてはいかがでしょうか。
- 第1回:ライバルたちに差をつける基本テクニックを紹介。
- 第2回:1位を目指すための応用テクニックを紹介。
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