イチからはじめる「Nintendo Switch Online」。加入することで利用できる便利なサービスを詳しくご紹介。

こんにちは。ゲームの情報をお届けするWebメディア「GameWith」編集部のサルバドルルと申します。

今回は、Nintendo Switch向けの有料サービス「Nintendo Switch Online」で利用できる便利なサービスのうち「オンラインプレイ」「いっせいトライアル」「セーブデータお預かり」について、詳しくご紹介します。

まだ加入されていない方や、プランの変更を検討されている方に向けて、前回の記事で「Nintendo Switch Online」でできることや、プラン・加入方法の選び方をご紹介しています。また、次回は「Nintendo Switch Online」で遊べる『TETRIS® 99』『F-ZERO 99』を遊び尽くすコツについてご紹介しますので、そちらもぜひ参考にしてみてくださいね。

「オンラインプレイ」では、遠くにいる友だち（フレンド）や世界中のプレイヤーたちと一緒に、協力・対戦プレイが楽しめます。

一部のソフトでは、スマートフォン向けアプリ「Nintendo Switch Online」で、フレンドとボイスチャットをしたり、対戦の結果を確認したりといった、オンラインプレイをもっと便利に遊ぶための機能を利用できます。

いつも遊んでいるソフトでも、フレンドと一緒に遊ぶと楽しみが広がります。

ここでは、『あつまれ どうぶつの森』『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』『スプラトゥーン3』における、オンラインプレイでの楽しみ方について、ご紹介いたします。

『あつまれ どうぶつの森』では、「飛行場」からフレンドの島へおでかけしたり、フレンドに自分の島に遊びに来てもらったりすることができます。
自慢の島を見せ合ったり、手紙を送り合ったり、フルーツや家具などを交換したりして、フレンドとの交流を楽しむことで、島でのスローライフがさらに充実します。

さらにスマートフォン向けアプリ「Nintendo Switch Online」を使うと、あなたのスマートフォンをゲーム内の「スマホ」のように使えます。
例えば、フレンドと一緒に遊ぶときに、リアクションを送ったり、メッセージをスマートフォンから入力したりできます。

アプリ上には、あなただけの「島しんぶん」が自動的に作られる機能もあるので、フレンド同士で見せ合ったり、見返して過去の思い出にひたったりするのもおすすめです。

『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』では、フレンドとポケモンを交換したり、「ユニオンサークル」で最大4人のプレイヤーと一緒に冒険したりすることができます。

お互いがまだゲットしていないポケモンを交換して図鑑を埋めたり、お気に入りのポケモンを連れてピクニックをしながら一緒に写真を撮影したりと、ポケモンたちとの冒険がさらに楽しくなります。

一緒に「テラレイドバトル」に挑めば、「テラスタル」した強力なポケモンでも、制限時間内に倒すことができるかもしれません。
例えば、あらかじめ攻撃とサポートのように役割を分担しておけば、効率よくバトルを進められます。フレンドと一緒に協力しながら勝利し、捕まえられたときの喜びはひとしおです。

また、広大なフィールドを一緒に散策することもできます。
例えば、自分が『ポケットモンスター スカーレット』、フレンドが『ポケットモンスター バイオレット』で遊んでいれば、それぞれのバージョン違いのポケモンを捕まえることもできますよ。

『スプラトゥーン3』では、フレンドとチームを組んで「レギュラーマッチ」「バンカラマッチ」などのオンライン対戦や、ノルマの達成を目指す「サーモンラン」で協力しながら遊ぶことができます。

サーモンランでは、仲間と協力して「金イクラ」を納品するアルバイトに参加できます。報酬としてもらえる「クマサンポイント」を貯めることで、特別な「ギア」などが手に入ります。

その他にも、「ギアパワー」の付け直しができる「スーパーサザエ」などの報酬が手に入るイベント「フェス」も不定期に開催されています。

また、スマートフォン向けアプリ「Nintendo Switch Online」では、バトルやサーモンランの結果を表示できるほか、今後のステージスケジュールを確認できるウィジェットも利用できます。

続いて、『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』『スーパーマリオメーカー 2』における、オンラインプレイでの楽しみ方について、ご紹介いたします。

『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』では、同じステージを同じ時間に遊んでいる世界中のプレイヤーが「ライブゴースト」となってコースに出現し、お互いに助け合いながら遊ぶことができます。

コースでミスをすると「タマシイ」の状態になります。このときに、他のプレイヤーや、他のプレイヤーが設置した「パネル」にふれると復活できます。

また、タマシイになったプレイヤーを積極的にタッチしたり、あらかじめミスしやすい場所にパネルを置いたりして、誰かがコースをクリアするための手助けもできますよ。

『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』では、オンラインで世界中のプレイヤーと最大4人で闘うことができます。
強さの目安となる「世界戦闘力」などをもとにマッチングされるので、自分と同じくらいの強さのプレイヤーと対戦を楽しめます。

さらに、「みんなの投稿」では、世界中から投稿されたステージを保存して遊ぶことができます。

さらに、『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』のソフトを持っていない人でも、スマートフォン向けアプリ「Nintendo Switch Online」から「みんなの投稿」の一部を見ることができます。

『スーパーマリオメーカー 2』では、「世界のコース」から世界中のプレイヤーが作ったコースで遊んだり、自分の作ったコースを投稿して遊んでもらったりすることができます。

世界中からさまざまなコースが日々投稿されます。なかには、一風変わった仕掛けを楽しめるコースもあります。

また、自分で作ったコースを投稿すると、遊んでくれた世界中のプレイヤーから、「いいね」をもらえることもありますよ。

「いっせいトライアル」は、対象ソフトを期間限定で好きなだけ遊ぶことができるサービスです。

いっせいトライアルは不定期に開催されます。開催のお知らせは、任天堂ホームページのトピックスや、Nintendo Switch本体で利用できる「Nintendo Switch Online」アプリの「ホーム」で確認できます。

この他にも、こちらのページからニンテンドーアカウントにログインし、「プライバシー」内の「お知らせメール」を受け取るように設定しておくと、開催前にメールが届きます。

いっせいトライアルの開催が発表されたら、対象ソフトをダウンロードできるようになります。開催されたらすぐに遊べるように、あらかじめダウンロードしておくのがおすすめです。

いっせいトライアルで遊んだセーブデータは、購入した製品版に引き継いで、続きから遊ぶことができます。

また、いっせいトライアルの開催とあわせて、ダウンロード版ソフトをセール価格で購入できる「あわせてセール」が実施されることもあります。

わたしの場合は、『Behind the Frame 〜とっておきの景色を〜』をなんとなく遊んでみたけれど、いっせいトライアルの最終日だったので最後まで遊ぶことができず、もっと早く遊んでおけばよかった、と後悔したことがあります。
そのときは、ちょうど「あわせてセール」が実施されていたので、ソフトを購入して続きから遊ぶことができました。

「セーブデータお預かり」では、インターネットを通じて、対応ソフトのセーブデータを自動的に預けることができます。
Nintendo Switch本体を壊してしまったり、なくしてしまったりなどの“万が一”の場合はもとより、複数のNintendo Switch本体をお持ちの方にも便利な機能です。

複数のNintendo Switch本体をお持ちで、それぞれの本体で同じソフトを遊ばれる方は、自動ダウンロードを「ON」にしておくと便利です。
サーバー上のセーブデータが、本体のセーブデータよりも新しいときは、自動で最新のセーブデータがダウンロードされるので、別の本体で遊んでいた続きからゲームを遊ぶことができます。

ただし、初回のダウンロードは手動で行う必要があります。
インターネット環境のある場所で、Nintendo Switch本体の「設定」にある「データ管理」の中の「セーブデータお預かり」から、遊びたいソフトのデータを選択して、ダウンロードしておきましょう。

ここまで、「Nintendo Switch Online」で利用できる便利なサービスを使いこなすコツをご紹介いたしました。
もし「Nintendo Switch Online」にご興味を持たれた方は、前回の記事でプランの選び方と加入方法についてご紹介していますので、そちらもあわせてご覧ください。

次回の記事では、「Nintendo Switch Online」で遊べる『TETRIS® 99』『F-ZERO 99』について詳しくご紹介しますので、お楽しみに。