「Hello! インディー」野田AIがオリジナルゲームを生み出す!? 『スーパー野田ゲーMAKER』

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お笑い芸人、野田クリスタルさんが制作する「野田ゲー」シリーズ最新作『スーパー野田ゲーMAKER』が本日配信されました。

本作は今までの「野田ゲー」シリーズとは違い、タイトル名の通り、ゲーム作りがメインのタイトルです。ゲーム自動生成システム「野田AI」の質問に答えるだけで、ユーザーの思い描いたとおり(?)のゲームが完成するので、誰でもゲームクリエイターになることができます。

それではさっそく作ってみましょう。

質問の内容はシンプルで、その時の気分で選べるような作りです。

選んだ答えから、どんなゲームができるかを想像しながらいくつかの質問に答えていきます。

……そして、できあがったゲームがこちら! タイトル名も自動生成。世界観で「かわいい」「食べ物」「動物」などを選んだのが反映されたようです。テストプレイで出来栄えを確かめます。

「もきゅもきゅオーシャン食後」は、敵にあたると体がでっかくなっちゃうキャラクターが、ゴールのドアを目指すゲームです。

次に、パズルゲームを作ってみたところ、「ルナ ダークネス夕闇」が爆誕!

「ルナ ダークネス夕闇」はマージ系落ちものパズルです。出てくるキャラクターの統一性のなさがカオスですが、楽しく遊べるゲームに仕上がっています。

充実したエディット機能も搭載

繰り返しゲームを作ることで野田AIは学習していきます。そして、2人プレイができるゲームや、パズル音楽などの新たなジャンルのゲームが作れるようになります。完成したゲームは、テストプレイの後にプレイヤー自身でエディットすることも可能です。

パーツに付加できる機能はさまざま。

過去作同様に、本作もクラウドファンディングの出資者から提供された素材により、膨大な数の画像や音声のアセットが用意されています。その上で、新たなパーツを配置したり、ルールを変更したり、レイアウトを変更したり、敵の移動パターンなどのパラメータを調整したり……などなど、非常に自由度の高いエディット機能が用意されていますので、あなたの熱いクリエイター魂が、オリジナリティあふれるゲームを生み出してしまうかもしれません……!

アセットリストの「ペット」には、出資者の方々のかわいいどうぶつたちがあふれています!

オンラインで作ったゲームをシェア

作ったゲームをオンライン投稿すれば、他のユーザーに遊んでもらうことができます。また、投稿された他のユーザーのゲームをエディットすることも可能です。
野田クリスタルさんが本作で作ったゲームも配信される予定とのこと。

本作の中には、「オススメ」として最初からすぐに遊べるゲームも入っています。

野田クリスタルさんに訊く!

今までの「野田ゲー」シリーズとはちょっと違ったアプローチの本作について、野田クリスタルさんにお話を伺いました。

なぜ「野田AI」を開発しようと思ったのでしょうか?

ゲームを誰でも作れる世界にしたいと思ったからです。
この世の全てのゲームアイデアを見てみたい。きっとこの世に存在しないゲームを、誰かがこのゲームで作ってくれると信じています。

質問の答え方によって、完成するゲームは同じになりますか?

完成するゲームは毎回違います。同じゲームが出来上がることは、おそらく生涯プレイしても無いのではないでしょうか。

野田さんご自身がこのAIを使ってゲームを作るときは、質問にどう答えていきますか?

質問に答えるのがめんどくさくなったらAIに全部任せて、その後エディットで作り変えます。

開発中にAIで作ったゲームで、印象に残っているものはありますか?

クイズとアクションが一緒になったゲームはだいぶむかつきました。
クイズに答えながら敵を倒していくのですが、クイズの選択ボタンとアクションボタンが共通なので敵を倒すためにボタンを押してクイズに間違えるという見たことないゲームが完成しました。

ゲームタイトルも「野田AI」が考えて名付けてくれる仕組みになっていますね。

ゲームタイトルは無限にできますが、自分で自由に設定もできるのでいろいろ非常に危険な仕様です。

ユーザーのみなさんに『スーパー野田ゲーMAKER』をどのように楽しんでもらいたいですか?

ゲームを作ることに興味がない方のほうが多いと思います。
しかしこのゲームの魅力は作ったゲームをアップロードし、そのゲームをみんなが遊べることです。
なので、『スーパー野田ゲーMAKER』は、まだ見ぬ常識破りなゲームクリエイターが作ったゲームを無限に遊べるゲームだと思って楽しんでいただきたいです!

野田AIとエディット機能を駆使して、野田クリスタルさんをもびっくりさせるような、とんでもないオリジナルゲームを生み出してみてください!

それではみなさん、よいインディーライフを!

ニンテンドーSwitch

    © 2024 FANY

    edited by : Indie World 担当
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