「Hello! インディー」第21回 たっぷり遊べてどっぷりハマる!『Wargroove』

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Hello! BOKUです。
今日は、『Wargroove』を紹介します。難しい操作は求められない、頭を使うタイプのゲームです。

ストラテジーゲーム好きにプレイしてほしいゲーム!

『Wargroove』(読み:ウォーグルーヴ)は、ターンベースの戦略シミュレーションストラテジーと呼ばれるジャンルのゲームです。

マップには、自分と敵の兵士が配置されています。自分のターンには、兵士を移動したり敵を攻撃したりすることができます。体力(=兵数)がゼロになったらその兵士は消滅です。
そして、すべての兵士を動かし終わったら、相手のターンになります。これを繰り返していき、司令官を倒すか拠点を破壊したら勝ち。
これが基本的な流れです。

目標を達成したら勝ちです。何かを捨てるのも戦略の一つ。

敵を攻撃するとこのような画面に。カッコイイ!

基本を説明したところで、このゲームの特徴を説明したいのですが……流れで説明するのが難しいので、箇条書きで許してください。
ストラテジーゲームをプレイしたことのある人には、どのようなゲームか少しでもわかって頂けますかね……? あまりプレイしたことのない人には難しいかもしれませんので、サラーッと読んでください。

兵士には種類(歩兵、弓兵、騎兵など)があって、それぞれに特徴(移動距離、弱点、クリティカル条件など)がある。
・命中率のような、ランダムに変動するものはない。
・村を制圧すると、毎ターン資金が手に入る。
・資金を使って、兵舎から新たな兵士を召喚できる。
・司令官は特別な技(グルーヴ)を使うことができる。
地形効果がある。(例:山は移動速度が遅くなるが防御力が高くなる)
・キャラクターのレベルアップといった育成要素はない。

  • 兵士には種類(歩兵、弓兵、騎兵など)があって、それぞれに特徴(移動距離、弱点、クリティカル条件など)がある。命中率のような、ランダムに変動するものはない。
  • 村を制圧すると、毎ターン資金が手に入る。
  • 資金を使って、兵舎から新たな兵士を召喚できる。
  • 司令官は特別な技(グルーヴ)を使うことができる。
  • 地形効果がある。(例:山は移動速度が遅くなるが防御力が高くなる)
  • キャラクターのレベルアップといった育成要素はない。

どの兵士を使うかが攻略のカギ。ボクは騎士を多用しています。

得意・不得意はいつでも確認できます。ダメージがかなり違うので重要な要素。

司令官だけが使える「グルーヴ」は非常に強力。これを上手に使わないとクリアできないステージもあります。

地形効果も無視できない要素です。少しくらい遠回りでも森に配置しておくと受けるダメージを減らせます。

『Wargroove』のおすすめポイント

まず、基本となるストーリーモードは、序盤から難易度が高くてやりごたえ十分です。敵が賢いので、罠にはめて楽々クリア!ということもできません。かなりしっかりとした戦略を求められます。
もう無理!と思ったら、諦めて「退陣」して、もう1度ステージの最初からやり直すのもOK。負けて失うものは何もありません。

槍兵をまとめて置いて足止めしつつ、弓兵で敵の兵力を削るという作戦。

山や森を利用して天然の要塞と化す。そして敵を迎え撃つ。

そして、徐々に兵士の種類が増えていくだけではなく、自分の周囲しか見えない中で視界を確保しながら進むステージがあったり、強力な敵から村人を逃がしながら一緒に逃げるステージがあったり、狭いマップで兵士の補充なしで戦うステージがあったりと、飽きることなくプレイし続けられます。

投石隊はほとんどの敵を一撃で倒せるくらい強力!

犬を山に配置して視界を確保しながら進みます。

村人たちを避難させるのが目標。逃げ道を確保しつつ戦おう。

10×10マスの狭いマップでの対戦。チェスのような感覚のステージです。

そして、日本語へローカライズがきちんとされているので、ストーリーもしっかり楽しめます。
ただ、たまに詰めが甘い部分があって、側近のおじさんが女王様に向かって急に偉そうな口調になったり、オネエ言葉になったりして、少し混乱しますが……。

女王様を支える側近のエメリックさん。

ちょっと! そんな口の利き方をしたら怒られますよ!

えっ……! エメリックさん!?

あとは、ドット絵がすごく綺麗です。BGMも良いので、プレイしていて気持ちが良いです。

ステージを進めるごとにストーリーが展開されていきます。

サイドクエストには、犬のシーザーが司令官となるステージも!シーザーかわいい。

ボリュームたっぷり! 5時間プレイしてまだストーリーの7分の2

序盤の第1幕から、クリアするのに30分くらいかかるステージも出てきて、やりごたえ十分です。今は5時間くらいプレイして、やっと第2幕まで終わりました。
調べてみたら、全部で第7幕まであるらしいです。これはまだまだ先が長い!

さらに、ボクはほとんど「ストーリー」モードしかプレイしていないのですが、『Wargroove』にはほかにも――
・12人の司令官から1人を選択し、5ステージをクリアする「アーケード」
・すべての敵を1ターンで倒さなければいけない、詰め将棋のような「パズル」
・ローカルやオンラインで2~4人で対戦できる「マルチプレイ」
・オリジナルのマップやストーリーを作成してオンラインで共有できる「カスタムコンテンツ」
と、できることが盛り沢山!

ここでどのような攻防が繰り広げられるかを想像しながらマップを作るのも楽しい。

ストーリーが難しすぎる人は、難易度を調整して挑むことも可能。

ストラテジーゲームが好きな人にしっかりとオススメできる1本です!

それではみなさん、よいインディーライフを!

Wargroove © Chucklefish LTD 2018.

edited by : SOEJIMA・BOKU
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