New3DS vs 3DS ~『モンスターハンタークロス』処理速度検証~

  • この記事をシェアする

突然ですが、お持ちのニンテンドー3DSは「New」ですか?

そもそも、従来の3DSとNew3DSは何が違うのか、まだイマイチよく分からないという方も多くいらっしゃるかもしれません。

New3DSは、従来の3DSに比べて、3Dがブレない、ボタンが追加され操作性が向上している、amiiboを下画面に直接タッチして使える・・・など、いろいろと快適になっているのですが、今回は11/28(土)発売の『モンスターハンタークロス』を使って、実は意外に嬉しい処理速度の向上についてご紹介します。

最初にこちらの動画をご覧ください。

※両機ともパッケージソフト、および同種類のSDカードを使用しています。

※使用環境等により、結果が異なる場合があります。

この動画は、
1.「セーブデータを選択してからゲームを開始するまで」
2.「クエストに出発してから開始まで」
3.「エリア移動」
4.「HOMEメニューからソフトを起動するまで」 の4つのシーンで3DSとNew3DSを比較しています。

クエスト中に頻繁に発生する 3.「エリア移動」については、ほぼ変わらないという結果でしたが、1.「セーブデータを選択してからゲームを開始するまで」と、2.「クエストに出発してから開始まで」ではそれぞれ約3秒、そして 4.「HOMEメニューからソフトを起動するまで」については、約16秒も短縮できており、New3DSの処理速度が上がっていることがお分かりいただけると思います。

『モンハン』のようなじっくり腰を据えて遊ぶやり込み型のソフトの場合は、プレイの積み重ねが大事になってくるだけに、とくにその恩恵を感じられるかもしれません。(スリープ状態(※1)にして再開すれば、3DSでもソフト起動時の待ち時間を短縮できますが、いろいろなソフトを並行して遊ぶ場合、やむを得ず電池が切れてしまったときなんかは、そうもいきませんもんね。)

※1 スリープ状態=電源がONの状態で本体を閉じるとスリープモードとなって、消費電力を抑えることができ、本体を開くと続きからすぐに遊ぶことができる。

この検証結果について、カプコンさんの『モンスターハンタークロス』開発スタッフにコメントをいただきました。


「処理速度の向上については理解してはいましたが、実際にロード時間の検証は行ったことはありませんので、これほどの違いがでるとは驚きでした。

ちなみに開発中は、ロード時間の短縮は意識はしていたのですが、それ以上にフレームレートの向上を意識していました。New3DSになってその違いは顕著であると実感しています。

フレームレートをかんたんに説明するとアニメーションのなめらかさを表しています。処理速度が向上すると、1秒間あたりに多くの絵を描くことができます。それによりNew3DSではアニメーションがよりなめらかになります。

ほかには、フレームレートが向上すると入力の感度も向上しますので、よりレスポンスよく、ストレス無くプレイができると思います。これらの処理速度の向上は、シングルプレイよりマルチプレイのほうがより実感できると思います。」(株式会社カプコン 『モンスターハンタークロス』開発スタッフ)


New3DSでは、待ち時間の短縮だけでなく、絵のなめらかさや操作性まで向上しているんですね!

絵のなめらかさの違いも動画でご紹介したいところですが、視聴環境によってフレームレートが変わってしまうので、ここではうまくお伝えできません。3DSで『モンハン』をプレイされている方は、店頭の体験コーナーや、New3DSで『モンハン』をプレイされている方と比べてみてください。

『モンスターハンタークロス』の発売日同日には、Newニンテンドー3DSのきせかえプレートパック(※2)も発売されました。まだNew3DSをお持ちでない方はこの機会に乗り換えてみるのも良いかもしれません。かく言う私は、「ハローキティ」の本体セットでハンター生活を満喫中です☆

※2  Newニンテンドー3DSのお得なセット=『モンスターハンタークロス』や『ハローキティ』、『どうぶつの森』などのきせかえプレートとNewニンテンドー3DS本体がセットになったお得なパック。希望小売価格は、各17,000円(税別)。

©CAPCOM CO., LTD. 2015 ALL RIGHTS RESERVED.

edited by : 編集部 Ike
  • この記事をシェアする
この記事のほかにも、こんな記事があります。