フルーツを成長させてスイカを目指す。『スイカゲーム』をご存知ですか？

誰でも気軽に楽しめるパズルゲーム『スイカゲーム』をご存知ですか？ 本作を開発しているAladdin Xさんは、ゲーム開発会社ではなく、なんとプロジェクターを開発している会社。実はこの『スイカゲーム』も、Aladdin Xさんの商品であるプロジェクターに搭載するアプリとして開発されました。

Nintendo Switch版は、2021年12月に発売されましたが、2年の時を経てネット上で大きな話題に。今年10月6日には100万ダウンロードを達成しました。

今回はそんな『スイカゲーム』の魅力を、改めてご紹介します。

※2023年10月24日にハロウィン限定スキンの情報を追記しました。

『スイカゲーム』の遊び方はとってもシンプル。できるだけたくさんのフルーツを落として、箱いっぱいに詰めていくだけです。フルーツを落とすのに時間制限などもないので、ゆっくり考えても大丈夫ですよ。でも、このフルーツ、ただのフルーツではないんです。もうちょっと詳しく説明しましょう。

プレイヤーはフルーツを一つずつ上から落としていくのですが、同じ種類のフルーツ同士が触れると“ポン！”と合わさって、一回り大きな、別のフルーツに成長するんです。フルーツが成長するとスペースに余裕が生まれるので、そこを活用しながら繰り返し成長させて、少しずつ大きなフルーツに進化させていきましょう。

フルーツが成長する際、フルーツの大きさに応じてスコアが上がるのですが、そのスコアを競うのがこのゲームの目的となります。

フルーツは全部で11種類。フルーツが成長すると「さくらんぼ」→「いちご」→「ぶどう」→「デコポン」→「かき」→「りんご」→「なし」→「もも」→「パイナップル」→「メロン」→「スイカ」の順番で大きくなっていきます。

ハイスコアを狙うには、一番大きなフルーツである「スイカをつくる」ことを目標にしましょう。

「スイカをつくる」。小さなフルーツから順番にくっつけていけばいずれできるだろう……とお思いになるかもしれませんが、やってみると一筋縄ではいかないんです。

というのも、箱に落としたフルーツはコロコロと転がるので、想定と違う方向に転がってしまうんです。フルーツの間に挟まってしまったりしたらもう大変！ 本来ならば成長するはずだったフルーツの邪魔をしてしまいます。あー！ さくらんぼが憎い……。

時にはフルーツが成長する際の“ポン！”という衝撃で、ほかのフルーツが跳ね上がり、箱からこぼれ出てしまうことも。箱の外にフルーツが出たら、そこでゲームオーバーになりますので、あまりの出来事に呆然としてしまいます。

もちろん、悪いこともあれば、良いこともあります。例えば、気にしていなかったフルーツ同士が勝手に成長して状況が変化し、一気に大きなフルーツに進化することも。これがまた爽快で気持ち良いんですよね。

フルーツがまだ微妙に移動していることに気付いたら、状況が落ち着くまで待ってみるのもおすすめです。意外な動きが起こって状況が良くなることもあります。予想していないフルーツ同士の進化に目が離せませんよ。

このように、思い通りにいかないことも多いのですが、狙いがハマったり、思わぬところでうまくフルーツが成長した時の気持ちよさがプレイヤーを虜にしてしまう『スイカゲーム』。一回のプレイは5分程度とお手軽ですが、もう一回、もう一回と、気づけば時間が経っています。

陽気なリズム感のあるBGMが流れる中、なんとも言えない表情のフルーツたちとにらめっこしながら、ご家族や友達とスコアを競い合うのも楽しそうですね。

夏も終わり、すっかり過ごしやすい気候になってきた今日この頃ですが、こちらのスイカの旬は終わっていません。『スイカゲーム』、手に取ってみてはいかがでしょうか。

※以下は2023年10月24日に追記した内容です。

ハロウィンに合わせて、『スイカゲーム』のアップデートが配信されました。その内容をご紹介します。

今回のアップデートでは、通常のスキンに加えて、ハロウィン限定スキンでも遊べるようになりました。ゲーム開始時にスキンの切り替えができるようになり、限定スキンでは背景や装飾などがハロウィン仕様のデザインになります。

なんとそれだけでなく、フルーツを進化させていくと最後は「スイカ」ではなく、「カボチャ」に進化するんです！ フルーツをどんどん進化させて、カボチャを作ってみてください。それにしても、これはもはや『カボチャゲーム』なのでは……！？

日本語のみ対応の本作でしたが、今回のアップデートで英語・繁体字・簡体字・韓国語も対応可能になりました。

このアップデートを機に、まだ遊んでいないという方も、カボチャゲーム……ではなくて『スイカゲーム』を楽しまれてはいかがでしょうか。