果てしない砂漠が広がるゲルド地方。昼間はじりじりと照りつける太陽、夜には吹きすさぶ寒風が、旅人たちに試練を与えます。しかし、そんな乾いた砂の世界でも、麗しきゲルド族たちは美しい街並みを築き、独自の文化を花開かせています。
また、砂に埋もれかけた多数の遺跡群を巡り、かつての文明に思いを馳せるという楽しみも。悠久の時すら感じさせる広大な砂漠の旅はきっと、極上のバケーションになることでしょう。
果てしない砂漠が広がるゲルド地方。昼間はじりじりと照りつける太陽、夜には吹きすさぶ寒風が、旅人たちに試練を与えます。しかし、そんな乾いた砂の世界でも、麗しきゲルド族たちは美しい街並みを築き、独自の文化を花開かせています。
また、砂に埋もれかけた多数の遺跡群を巡り、かつての文明に思いを馳せるという楽しみも。悠久の時すら感じさせる広大な砂漠の旅はきっと、極上のバケーションになることでしょう。
ゲルド砂漠
ゲルド砂漠
ハイラルで最も広大な砂漠地帯となる「ゲルド砂漠」。眼前に延々と続く砂漠には、美しいオアシスや遺跡などが点在しており、発見の楽しさに満ちています。
幻想的な月夜の砂漠
月に照らされた砂漠の遺跡は、ゲルド地方でしか見られない風景です。砂漠の夜は冷え込むので、寒さ対策を整えてから夜の砂漠へと出かけてみてはいかがでしょうか。
幻想的な月夜の砂漠
月に照らされた砂漠の遺跡は、ゲルド地方でしか見られない風景です。砂漠の夜は冷え込むので、寒さ対策を整えてから夜の砂漠へと出かけてみてはいかがでしょうか。
ゲルド砂漠
ゲルド砂漠
日陰を探してひと休み
酷暑の砂漠の昼間でも、日陰に入れば暑さは和らぎます。暑い中歩き続けて疲れたときは、柱や岩の陰などでひと休みしてリフレッシュしましょう。
砂に足を取られて素早く走れず、馬にも乗れない砂漠では、独特な移動方法が普及しています。それは、盾サーフィンの要領で盾に乗り、スナザラシに引いてもらうというもの。野生のスナザラシを手なずけることもできますが、観光で訪れた際は、ぜひレンタザラシ屋のレンタルサービスをご利用ください。
ゲルド砂漠のほぼ中央に位置する「ゲルドの街」。凛々しいゲルド族が暮らすこの街は、族長ルージュの元で厳しく統制されていますが、街の中はまさに砂漠のオアシスと呼ぶにふさわしい快適さです。
ゲルド語で
挨拶してみよう
ゲルド語で
挨拶してみよう
ゲルドの街では、ゲルド語をそこかしこで耳にするでしょう。独特な言語ですが、挨拶に使われる言葉をいくつか覚えておけば、滞在をより一層楽しめるはず。
今日から使える
観光のためのゲルド語講座
- サヴォッタ………おはよう
- サヴァーク………こんにちは
- サヴァサーバ……こんばんは
- サヴォーク………さようなら
- サヴォール………おやすみなさい
- ヴァーサーク……いらっしゃい
- サークサーク……ありがとう
- ヴァーイ…………女性
- ヴォーイ…………男性
- ヴェーヴィ………赤ちゃん
- ヴァーバ…………おばあちゃん
美麗なタイル張りの水路
色とりどりのタイルで装飾され、見ていると涼しい気分になれる水路。砂漠の民にとっては、水源を得ることは権力の象徴でもありました。まさに、ゲルドの街の水源は玉座の背後から湧き出しています。
景色も美しいカラカラバザール
砂漠の入り口と、ゲルドの街とのちょうど中間地点にあるカラカラバザール。ゆっくり休める宿屋や、各地方の特産品が並べられた賑やかな露店もあって、ついつい長居してしまいたくなるオアシスです。
高い壁に囲まれたゲルドの街は、古くからの掟によりヴォーイ禁制。でも、どうしても入ってみたい……。そんな声にお応えして、ヴォーイでもゲルドの街に入れる方法がないか、調査してみました。
強引な侵入はお断り
ゲルドの街に入ろうとするヴォーイは数多くいるようですが、すぐに見つかって追い出されてしまいます。早朝でも深夜でも、警備の目が緩むことはありません。
強引な侵入はお断り
ゲルドの街に入ろうとするヴォーイは数多くいるようですが、すぐに見つかって追い出されてしまいます。
早朝でも深夜でも、警備の目が緩むことはありません。
ファッションでヴァーイになりきる
淑女の服で身を包めば、ヴァーイになりきることができるかも。とはいえ、淑女の装備品を売っているのは、ゲルドの街にあるお店だけ。どこかに服を譲ってくれる、同好の士でもいるとよいのですが……。
裏側からこっそりと
じつは街の裏側から壁をよじ登っていくことで、塔の上から街の中の様子をこっそり眺めることができます。
知る人ぞ知る秘密クラブ
ここは合言葉を知るものだけが入れる、とある会員制のクラブ。店内に並んでいるのは、なんと「熱砂」の装備をはじめとした、ヴォーイ向けの商品ばかり。ヴァーイしかいないこの街でも、不思議と需要はあるようです。
年頃になったゲルド族は、街を出てハイラル各地を巡り、運命の相手を探します。これが通称「ヴォーイハント」と呼ばれる、ゲルド地方の伝統的文化です。
運命の出会いを求めて
ゲルド地方から遠く離れた、とある山の頂上。運命の人と出会えるという伝説で知られるラブポンドは、ゲルド族にとっても憧れの地。上空から眺めるとハート形に見えるこの池で、今日も運命の出会いがくり広げられています。
ラブポンド
ラブポンド
運命の出会いを求めて
ゲルド地方から遠く離れた、とある山の頂上。運命の人と出会えるという伝説で知られるラブポンドは、ゲルド族にとっても憧れの地。上空から眺めるとハート形に見えるこの池で、今日も運命の出会いがくり広げられています。
ふたりの美女は恋のライバル
ゲルドの街で、とくにファッションセンスと美貌で存在感を放っているのがアイシャとワーシャ。なんでも、かつてひとりのヴォーイを取り合ったのだとか……。
幼くってもヴァーイはヴァーイ
夕方になるとゲルドの街にいる子どもたちが集まり、井戸端会議に花を咲かせます。ここでも、やっぱり話題は「レンアイ」からスタート。子どものころから恋に恋するゲルド族なのです。
東ゲルド遺跡
東ゲルド遺跡
東ゲルド遺跡に西ゲルド遺跡……。
ゲルド地方の歴史は古く、数多くの遺跡が残されています。
その多くは石造りの彫像や建築のため、いまもその形を留めています。
巨大な七人の英雄像
輪を描くように並んだ、見上げるほど巨大な英雄像。ハシゴや足場も整備されているので、登ってみることもできます。
巨大な七人の英雄像
輪を描くように並んだ、見上げるほど巨大な英雄像。ハシゴや足場も整備されているので、登ってみることもできます。
ゲルド高地
ゲルド高地
岸壁に遺された巨大彫像
砂漠から離れた岸壁にも彫像が。さらに近くを探索してみると、石造の巨大な剣も発見できます。その姿は、どこか東ゲルド遺跡の英雄像とも似ています。
ゲルドの街
ゲルドの街
街中に飾られた石の彫刻
ゲルドの街の中にも、兵士やスナザラシの石像が。
今にも動き出しそうな完成度に、ゲルド地方の精巧な石細工の技術が見て取れます。
カルサー谷
カルサー谷
カルサー谷観光は要注意
サラサラと流れ落ちる砂が美しい絶景スポットですが、ここは砂漠の暗殺集団「イーガ団」の縄張り。観光に立ち寄るとしても、あまり長居はしないほうが無難かもしれません。
イーガ団のアジト
イーガ団のアジト
秘密のアジトに潜入
もともとはゲルドの遺跡だった場所に住み着いているイーガ団。内装は彼ら好みに改装され、道祖神像や提灯が並ぶ異質な空間となっています。入り口は垂れ幕で隠されており、まさに秘密のアジトといった趣。
兵士像が持つ剣
西ゲルド遺跡への道を指し示している、ゲルドの兵士像。手に持っているのは「旅人の両手剣」で、そのまま武器として使用可能。どうしても武器が足りなくなったときは、最後の手段として、この剣を拝借する手も。
とてつもなく大きな「モルドラジーク」は、
まさしく砂漠の王者と呼ぶべき強敵。
砂漠を歩いていて、突然砂が大きく盛り上がったら、
それはモルドラジークとの遭遇を意味します。
そしてまた、ゲルド地方にアジトを構えるイーガ団も、
厄介な難敵。
砂中に潜む巨体の持ち主、モルドラジーク。音を頼りに獲物を捕捉しているので、わずかな足音を立てることすら危険です。体力も高いため、なるべく強力な武器を準備して、戦いに臨みたいところです。
高台に登り、砂地にリモコンバクダンを投下。音に反応して食いついてきたら、すかさず起爆することで、モルドラジークを気絶させられます。
イーガ団は、太古の昔より幾度となくハイラルを襲う「厄災ガノン」に忠誠を誓っている暗殺集団。姿を消しながら、弓矢を射掛ける隠密戦法を得意とするので、距離を詰めてもすぐに逃げられてしまいがち。弓を射ったあとの隙を狙って、リモコンバクダンやビタロック+で攻めると効果的です。
ゲルド地方はレジャーも充実。
ゲルド族伝統の「スナザラシラリー」は、
爽快感いっぱいに砂上を駆け巡れるスピード競技。
もうひとつの「氷運び」は、敵の妨害をいかにかわすか、
ルート選びが重要になってきます。
スナザラシに引かれてアーチをくぐるタイムレース。7つあるチェックポイントの位置を把握し、最短距離でたどっていくことが重要。記録更新のたびに賞金がもらえるので、わざと少しずつタイムを縮めていくのもアリ。
- 場所:
スナザラシラリー受付
(ゲルドの街を出て南すぐ) - 料金:
参加費50ルピー
(チャンピオン価格100ルピー)
氷室から持ち出した氷を、溶けきってしまうまえに目的地へ運ぶ競技。こちらもゴールまでのタイムが重要で、途中で氷を落としても失格にはならないのがポイント。あえて一旦氷を放り投げ、武器を取って魔物に対応するのも有効です。
- 場所:北の氷室
- 料金:
50ルピー
(タイムに応じて報酬アリ)
砂漠では飲み水の一滴にすら困りそう、というイメージがあるかもしれませんが、
カラカラバザールやゲルドの街には、水も食材もたっぷり。
砂漠で取れる食材はもちろんのこと、珍重されるフルーツを使ったスイーツも、思う存分楽しめます。
ハートミルクスープ
ビリビリフルーツやヒンヤリメロンといった、砂漠の食材から作るスープ料理。「ふたりで食べると仲が良くなる」というジンクスもあるんだとか。
材料
- マックスラディッシュ or
- 大マックスラディッシュ‥‥‥1個
- ビリビリフルーツ‥‥‥1個
- ヒンヤリメロン‥‥‥1個
- フレッシュミルク‥‥‥1瓶
フルーツケーキ
新鮮なフルーツをたくさん使ったケーキ。ふたつめの材料をヒンヤリメロンにすると、「ひんやりフルーツケーキ」が完成するので、砂漠でのデザートにオススメ。
材料(一例)
- イチゴorリンゴ‥‥‥いずれか1個
- ヒンヤリメロンor
- ビリビリフルーツorツルギバナナor
- マックスドリアンorヤシの実
- ‥‥‥いずれか1個
- タバンタ小麦‥‥‥1束
- きび砂糖‥‥‥1束
ナッツ炒め
森の木の実を香ばしく炒めた、かんたんに作れる料理。栄養満点かつ、小腹が空いた時にもぴったりのおやつ。
材料
- どんぐり or 小鳥の木の実‥‥‥適量
ハートミルクスープ
ビリビリフルーツやヒンヤリメロンといった、砂漠の食材から作るスープ料理。「ふたりで食べると仲が良くなる」というジンクスもあるんだとか。
材 料
- マックスラディッシュ or
- 大マックスラディッシュ‥‥‥1個
- ビリビリフルーツ‥‥‥1個
- ヒンヤリメロン‥‥‥1個
- フレッシュミルク‥‥‥1瓶
フルーツケーキ
新鮮なフルーツをたくさん使ったケーキ。ふたつめの材料をヒンヤリメロンにすると、「ひんやりフルーツケーキ」が完成するので、砂漠でのデザートにオススメ。
材 料(一例)
- イチゴorリンゴ‥‥‥いずれか1個
- ヒンヤリメロンor
- ビリビリフルーツorツルギバナナor
- マックスドリアンorヤシの実
- ‥‥‥いずれか1個
- タバンタ小麦‥‥‥1束
- きび砂糖‥‥‥1束
ナッツ炒め
森の木の実を香ばしく炒めた、かんたんに作れる料理。栄養満点かつ、小腹が空いた時にもぴったりのおやつ。
材 料
- どんぐり or 小鳥の木の実‥‥‥適量
のんびりとお酒を楽しめる酒場は、ハイラルでもここだけ。24時間営業でお客様をお待ちしています。氷を使ったカクテル「ヴァーイミーツヴォーイ」は、特にご好評をいただいているオススメメニュー。ただし、未成年のお客様へのご提供はできませんのでご了承ください。
日中の炎天下は体力を奪われるうだるような暑さ。さらに太陽が沈むと今度は、氷点下にまで冷え込む凍える夜の寒さが訪れます。砂漠では暑さ対策はもちろん、雪山並みの防寒対策も必要になることをお忘れなく。
薄着だと夜凍えます
薄着だと夜凍えます
地図に頼れなくなる砂嵐
気温以外にも気をつけたいのが、砂漠に巻き起こる砂嵐。この砂嵐に巻き込まれると、どういうわけか地図が見られなくなってしまいます。
夜間は砂嵐が収まるので、体を温める薬や暖かい装備を準備したら、宿や焚き火で休憩してから夜の観光に出かけるのもオススメです。
地図に頼れなくなる砂嵐
気温以外にも気をつけたいのが、砂漠に巻き起こる砂嵐。この砂嵐に巻き込まれると、どういうわけか地図が見られなくなってしまいます。
夜間は砂嵐が収まるので、体を温める薬や暖かい装備を準備したら、宿や焚き火で休憩してから夜の観光に出かけるのもオススメです。
「熱砂の鉢がね」と「熱砂の肩当て」に、足回りは「リトの羽毛ズボン」を身につけると、寒暖差の激しい砂漠地帯の昼夜もアクティブに過ごせます。
熱砂の鉢がね
熱砂の肩当て
リトの羽毛ズボン
激しい寒暖差を薬で乗り切る
日中は暑く、夜は冷え込むうえ、とにかく広大な砂漠。寒暖それぞれに対応した衣類を着替えるのが大変なら、薬で対処するという手も。体を内側から冷やしたり、温めたりできる料理や薬を準備して、万全の体調管理で観光スポットを巡りましょう。