左右非対称のハサミを持つ、水陸両棲のカニ。右手の大きなハサミは、失っても脱皮の際に再生する。見た目と同様に、ほのかにタマネギのような匂いがする。
大きな右のハサミは、獲物を捕らえたり外敵から身を守るだけでなく、ハサミを鳴らして求愛にも用いられる。
陸上では、口の奥にある出水孔から泡を吐いて、ほっぺたのようなエラで酸素を取り込んでいる。