どんなゲーム?

このタイトルは、1991年に発売されたファミリーコンピュータ ディスクシステム用のアドベンチャーゲームです。プレイヤーがコマンドを選び、謎を解いていくことによって物語が進行します。主人公は時空間を移動しながら、さまざまな時代で事件に巻き込まれ、その中で起こる問題を解いていきます。またゲームオーバーがなく、謎が解けるまで続けてゲームができるのも特徴です。

ストーリー

1995年の9月25日、主人公の少年は何気なくテレビを見ていました。しかし、ある邪悪なテレパシーの影響で彼の平凡な日常は一変し、とてつもない時空間のねじれにのみこまれてしまったのです……。
1995ねん9がつ25にちすべてはこのひからはじまった…
あなたをこううんへとみちびきます
                    こうがいのはくぶつかんでであいのちゃんすありすてきなじょせいがあなたのうでのなかへきっととびこんでくるでしょう
そんなわけでまよえるげんだいじんは「うらない」にすくいをもとめはじめた
ついたぞ・・・・「あくまはくぶつかん」
おれ「まらどぅるばらおがるどぅーら!まらどぅるばらおがるどぅーら!まらどぅるばらおがるどぅーらーーっ!!」
おれ「まさかあんた…」あくま「いわゆるひとつのあくまだ」おれ「げげげげっ!」
おれ「すすいこまれる!うああああーーっ!」

キャラクター

1995年9月25日、すべてはこの日から始まってしまった。

占いの言葉を信じ自分のツキを確かめようとしたオレは、出会いのチャンスがあるという郊外の博物館へとやってきた。そう、そこで運命的な出会いをしてしまったのだ。長い眠りから覚めたアイツと……。

主人公 ごく普通の少年。

少女 博物館で主人公と遭遇。主人公は占いで予言された運命の相手だと思いこんでいる。

遊び方

コントローラーの操作

進め方

画面に現れる物語の文章を読み、コマンドを選択することによって冒険は進行します。例えば“みる”を選んでAボタンを押したあと、“そら”を選んでAボタンを押すと『空を見た』ことになります。

コマンド“あるく”の操作方法

ゲームを進めていくと、“あるく”というコマンドが出てくるときがあります。これをAボタンで決定すると、その後は十字ボタンで画面の中の主人公をあるかせることができるようになり、好きな場所に行って情報収集などが行えます。また、扉の前に立たせて十字ボタンの上を押すと、その扉の中に入っていきます。

時空間アドベンチャー予備知識

事件のカギを握る時代背景

『タイムツイスト』は、冒頭の1995年以外に、さまざまな時代が舞台となります。各時代の背景として、事件のカギを握るいくつかの言葉を紹介します。

魔女狩り(魔女裁判)

ヨーロッパ一円で起きた、教会が異端者に対して行った弾圧の一種。疫病などの社会の乱れは悪魔や魔女が引き起こすものだとして、魔女とみなされた人々に不条理な拷問・死刑が繰り返されました。

アレキサンドリア(アレクサンドリア)

アレキサンダー(アレクサンドロス)大王は、建設・征服した数々の都市に自らの名を冠し、アレキサンドリアと命名していきました。現在ではエジプト北部にある大都市、アレキサンドリアを指すことが多いようです。

他にも、さまざまな時代、言葉が登場します。

※当時の説明書に記載された文章をもとにしています。
@Nintendo

遊べる本体