どんなゲーム?

このタイトルは、1983年に発売されたファミリーコンピュータ用のテーブルゲームです。コンピュータとの1対1の麻雀が楽しめます。難易度は初級・中級・上級の3段階。それぞれコンピュータの腕前が変わるほか、初級ではチョンボにならないよう教えてくれる機能があり、上級では鳴きや打牌に時間制限が加わります。半荘(ハンチャン)が終了した時点で持ち点の多いほうが1勝となり、先に3勝したほうが勝ちです。

遊び方

コンピュータのレベル

本麻雀ゲームは、初・中・上級と3つのレベルに分かれており、各級に応じてコンピュータの腕前が変わります。その他、各級には次のような機能があります。

初級
チョンボがでないように“できません”と表示をします。
中級
チョンボをした時は、親12000点・子8000点が減算されます(上級も同様)。
上級
約12秒の持ち時間しかありません。制限時間が過ぎると自動的に牌を切ったり、つもったりします。3秒前に警報音が鳴り、メッセージが赤色になります。

半荘は東1局→東2局→南1局→南2局で終了します。東家(親)はあなたから始まり、1局ごとに交代します。半荘が終わった時点で持ち点の多い方が1勝となり、先に3勝した方が勝ちとなります。ただし、半荘が終わった時点で同点の場合は、得点差が出るまで半々荘(親を1回ずつ)局を進めます。

ルール

・0本場~3本場までは一飜しばり、4本場からは二飜しばりです。

(注)本場の表示は9本場を越えると順次0、1、2…となりますが内容は10、11、12…となっています。

・リーチ棒はあがり取りです。

・くいタンヤオは有効です。

・親があがったとき、親が聴牌で流局したとき、チョンボが出たときは連荘です。

・先ヅケルールではありません。

・ドラはすべて現物牌です(表・ウラ・カン)。

・カンドラはソクのりです。

・カンウラドラはありません。

・ノー聴罰符は1500点です。但し、流局時は形式聴牌でも有効です(2飜しばりの時も同様)。

・リーチ後は手をかえられません。

・リーチ後、待ちの変わる暗槓はできません。

・ダブル役満はありません。

・場風は東南回しです。

 役の種類と名称

役の種類と名称

名称

飜(副露)

条件

役満

ダイサンゲン(大三元)

   

スーシーホウ(四喜和)

   

ツーイーソウ(字一色)

   

チンロウトウ(清老頭)

   

リュウイーソウ(緑一色)

 

発はなくても可

スウカンツ(四槓子)

   

コクシムソウ(国士無双)

 

門前のみ

チュウレンポウト(九連宝燈)

 

マンズのみ 門前のみ

ダイシャリン(大車輪)

 

ピンズのみ 門前のみ

スウアンコウ(四暗刻)

 

門前のみ

テンホウ(天和)

 

門前のみ

チイホウ(地和)

 

門前のみ

レンホウ(人和)

 

門前のみ

       

6飜役

チンイツ(清一色)

5

 
       

3飜役

ジュンチャン(純全帯么)

2

 

ジュンチャン(純全帯么)

2

 

リャンペイ(二盃口)

   
       

2飜役

サンショク(三色同順)

1

 

イッツウ(一気通貫)

1

門前のみ

チャンタ(全帯么)

1

 

トイトイ(対々和)

   

ドウポン(三色同刻)

   

ショウサン(小三元)

   

ホンロウ(混老頭)

   

サンアン(三暗刻)

   

サンカンツ(三槓子)

   

チートイツ(七対子)

 

門前のみ

ダブルリーチ(ダブル立直)

 

門前のみ

       

1飜役

タンヤオ(断么九)

   

ピンフ(平和)

 

門前のみ

イーペー(一盃口)

 

門前のみ

リーチ(立直)

 

門前のみ

ソク

 

門前のみ

ツモ(自摸和)

 

門前のみ

ハイテイ(海底和)

   

リンシャン(嶺上開花)

   

ヤクハイ(役牌)

   

(注)・四槓子は4回目の槓が成立した時点であがりとなります。・四暗刻は暗槓が含んでも成立します。 ・自摸和(ツモ)と平和(ピンフ)とは重複しません。・チャンカン(槍槓)あがりはありません。

※当時の説明書に記載された文章をもとにしています。

遊べる本体