「Nintendo Switch Online」に加入すると、Nintendo Switchで「ファミリーコンピュータ」「スーパーファミコン」「ゲームボーイ」の対象タイトルで遊ぶことができます。
“どんなタイトルがあったか覚えていない”という方もいらっしゃるかもしれませんので、ここからはGameWith編集部のライターのおすすめタイトルを、子どもの頃に遊んでいた思い出とともにご紹介します。
「ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online」では、1983年に発売された家庭用ゲーム機「ファミリーコンピュータ」の対象タイトルで遊ぶことができます。
「ドンキーコング」「スーパーマリオ」「ゼルダの伝説」など、現在まで続くシリーズの第1作目となるタイトルが配信されています。
『MOTHER』は、コピーライターの糸井重里さんが企画やシナリオ制作など、全体をプロデュースしたロールプレイングゲームです。
主人公とその仲間たちがバットや超能力「PSI」などを使って、身の回りで起こる不可解な現象に立ち向かいます。
GameWith
編集部
まんじろう
『MOTHER』の魅力は、世界観、ストーリー、音楽、グラフィックなど色々ありますが、私が好きなのは“言葉”です。
キャラクターのセリフは、素朴で温かみがあります。私は街の人と話していくうちに、『MOTHER』の世界にのめりこんでいきました。セリフのリズムやテンポが良かったので、声に出して読みながら遊んでいたのを覚えています。
GameWith
編集部
まんじろう
システムメッセージも特徴的です。例えば、誰もいないところに話しかけたときは「だれに はなしているのだ。」と表示され、食べ物以外のものを食べようとすると「やめてください。」と表示されます。まるで、“ゲームで遊んでいる私”の行動に対して、ツッコんでいるようでした。
GameWith
編集部
まんじろう
敵の戦闘中の行動にもこだわりを感じます。主人公たちを説得してステータスを下げようとしてくる敵や、自分の立場を考えて混乱してしまう敵などさまざまです。敵の行動を見るのが楽しくて、新しい敵に出会うためにフィールドを隅々まで歩いていました。
GameWith
編集部
まんじろう
ぜひ当時の私のように言葉に注目して遊び、『MOTHER』の独特な世界にひたってみてほしいです。
「スーパーファミコン Nintendo Switch Online」では、1990年に発売された家庭用ゲーム機「スーパーファミコン」の対象タイトルで遊ぶことができます。
『スーパーマリオワールド』や『スーパードンキーコング』など、これまでのシリーズからパワーアップされた続編タイトルや、『F-ZERO』や『パイロットウイングス』などのタイトルが配信されています。
『スーパーメトロイド』は、奪われた謎の生命体「メトロイド」をめぐって、主人公「サムス」が宇宙海賊との死闘を繰り広げる、SFアクション・アドベンチャーゲームです。
迷路のような惑星「ゼーベス」を自由に探索し、発見したアイテムを装備して攻撃手段を増やし、行動範囲を広げていきます。
GameWith
編集部
アールエフ
『スーパーメトロイド』を遊び始めたきっかけは、SFの映画やアニメが好きだったこともあり、ダークな雰囲気に惹かれたことです。恐怖を感じるBGMや少し不気味なグラフィックが、ダークSFのような世界観とゲーム性にマッチしており、夢中になって遊びました。
『スーパーメトロイド』の楽しさは、広大なマップを手探りで探索していくことにあると思います。新しいアイテムを手に入れることで、「サムス」のアクションの幅が広がり、どんどん道が拓けていくワクワク感がたまりません。
また、「怪しいな」と思った場所でボムを爆発させてみて、ようやく隠し通路を見つけたときの爽快感は格別です。
GameWith
編集部
アールエフ
探索し尽くした場所でも、「まだこんなところにアイテムがあったのか」と思いがけない新発見があり、簡単には遊び尽くせないところも『スーパーメトロイド』の魅力です。強大なボス「リドリー」に苦戦したことで、あらためてマップを探索し直したことを覚えています。
GameWith
編集部
アールエフ
このほかにも、「Nintendo Switch Online」では『メトロイド』と『メトロイドII RETURN OF SAMUS』が遊べます。他のタイトルも遊ぶと、「メトロイド」シリーズをより深く楽しめるようになりますよ。
※「Nintendo Switch Online + 追加パック」に加入すると『メトロイド フュージョン』も遊べるようになります。
「ゲームボーイ Nintendo Switch Online」では、1989年に発売された携帯型ゲーム機「ゲームボーイ」の対象タイトルで遊ぶことができます。
ゲームボーイ用として発売された『Tetris®』『スーパーマリオランド2 6つの金貨』や、ゲームボーイカラー用の『コロコロカービィ』『ワリオランド3 不思議なオルゴール』など、幅広いタイトルが配信されています。
『ゼルダの伝説 ふしぎの木の実 大地の章』『ゼルダの伝説 ふしぎの木の実 時空の章』は、どちらもタイトルに「ふしぎの木の実」が含まれていますが、物語やストーリーを進めるためのシステムが異なります。
リンクが四季をあやつる『大地の章』では、比較的アクションを駆使する仕掛けが多く、時空を越える『時空の章』は、ひらめきが手がかりとなる仕掛けが多いのが特徴です。ダンジョン内の謎の解き方やボスは違いますが、共通する部分もあるのでつながりを感じられます。
GameWith
編集部
はざまる
『ゼルダの伝説 夢をみる島』が好きだったぼくは、小学5年生のときに同じく「ゼルダの伝説」シリーズが好きだった友だちと「ゼルダの伝説の最新作が2本同時に発売されるからそれぞれ別々に買おう」という話をしていました。この提案になった理由はうろ覚えですが、おそらく小学生のおサイフ事情だったのではないかと思います。
ゲームを買った後は、どこまでゲームが進んだか、どんな敵やアイテムが出てきたかを学校で話すのが日課になっていましたね。共通の武器に関する情報交換などはとても盛り上がりました。
GameWith
編集部
はざまる
さらに、クリア後に表示される「あいことば」をもう一方のタイトルを始めるときに入力すると、特別なアイテムが手に入ったり、通常とは異なるストーリーが楽しめたりします。もちろん、このあいことばもお互いに教え合って遊んでいました。
GameWith
編集部
はざまる
友だちとこういった遊び方をしたのは、自分のゲーム遍歴の中でもこのタイトルだけなので、今でも強く思い出に残っている1本です。
『ポケモンカードGB』は、「ポケモンカードゲーム」で対戦するゲームです。誰でも手軽にポケモンカードの世界をゲームで楽しめます。
※現行の「ポケモンカードゲーム」とは、一部のルールが異なります。
プレイヤーが他のトレーナーとのバトルに勝利すると、ポケモンカードが手に入ります。集めたカードでデッキを強化し、「伝説のポケモンカード」を求めて、さまざまな強敵との戦いに挑んでいきます。
GameWith
編集部
ぐっち
『ポケモンカードGB』にはチュートリアルがあり、カードゲームで遊んだことがない人でもすぐにポケモンカードバトルが楽しめます。ぼくも当時『ポケモンカードGB』を先に遊んでから、ポケモンカードも買って遊ぶようになりました。今とは少しだけルールが違いますが、ポケモンカードゲームの入り口として、気軽に遊べると思います。
GameWith
編集部
ぐっち
また、8人の「クラブマスター」を倒してからグランドマスターに挑戦するところも、「ポケットモンスター」シリーズのジムリーダーと四天王で馴染みがあったので、遊びやすかったです。
GameWith
編集部
ぐっち
クラブマスターは「炎」などさまざまな「タイプ」を中心にデッキを組んでいます。そこで、ぼくは1つのデッキを使い続けるのではなく、タイプ相性を考えていくつかのデッキを使い分けるようになりました。
『ポケモンカードGB』を始めるまで、デッキを作るのは難しいイメージがあったのですが、気づけば簡単にできるようになっていて驚きました。
GameWith
編集部
ぐっち
『ポケモンカードGB』は、ポケモンカードゲームの対戦の練習にとても役立ちました。基本のルールがいまもほとんど変わらないので、ぼくと同じようにポケモンカードゲームが難しいと考えている人にもおすすめしたいです。
「Nintendo Switch Online + 追加パック」に加入すると、さらに「NINTENDO 64」「ゲームボーイアドバンス」「セガ メガドライブ」の対象タイトルも遊べるようになります。
ここからも、各ハードごとに遊べるタイトルについてご紹介します。
「NINTENDO 64 Nintendo Switch Online」では、1996年に発売された家庭用ゲーム機「NINTENDO 64」の対象タイトルで遊ぶことができます。
シリーズ初の3Dタイトル『スーパーマリオ64』『ゼルダの伝説 時のオカリナ』のほか、最大4人でのマルチプレイが楽しめる「マリオパーティ」シリーズや「ポケモンスタジアム」シリーズなどが配信されています。
さらに「NINTENDO 64 Nintendo Switch Online 18+」をダウンロードすると、『ゴールデンアイ 007™』や『スターツインズ™』などの大人向けのタイトルも遊べるようになります。
「マリオパーティ」シリーズは、サイコロを振って出た目の数だけボード上のマス目を進んでいき、さまざまなミニゲームで競い合うパーティゲームです。プレイヤーは誰よりも多くの「スター」を集めて、勝者「スーパースター」の座を目指します。
「NINTENDO 64 Nintendo Switch Online」で配信中の『マリオパーティ』『マリオパーティ2』『マリオパーティ3』をあわせると、アクション・パズル・レースといったさまざまなジャンルから180種類ほどのミニゲームを遊ぶことができます。
GameWith
編集部
あかぼーず
僕は小学生のときに『マリオパーティ』『マリオパーティ2』『マリオパーティ3』を遊んでいました。また、コントローラーを4つ持っていたので、放課後は友だちが僕の家に集まるのがお決まりの流れでした。お菓子を食べながら、ワイワイガヤガヤと盛り上がっていたのが懐かしいです。
「マリオパーティ」シリーズは、初めて遊ぶ人でも簡単に楽しめるゲームだと思います。ルールはシンプルですし、『マリオパーティ2』『マリオパーティ3』では、ミニゲームが始まる前に練習できます。初めて「マリオパーティ」シリーズで遊んだ友だちが「スーパースター」になることも珍しくありませんでした。
GameWith
編集部
あかぼーず
オンラインプレイができるようになったので、当時の友だちと今でも一緒に遊んでいます。
『スターフォックス64』は、戦闘機「アーウィン」を360°自由自在に操って戦う3Dシューティングゲームです。
主人公の「フォックス」が、宙返りやUターンなどの多彩なアクションを駆使して、個性豊かな3人の仲間「ファルコ」「ペッピー」「スリッピー」とともに、迫りくる敵を撃破します。
GameWith
編集部
ハム田
小学生のときに友だちがプレイしているのを横で見ていて、「3D空間で戦闘機が編隊を組んで飛んでいるのがかっこいい」と思ったことが、『スターフォックス64』を遊び始めたきっかけです。
レーザーやボムで敵を撃破したり、宙返りやUターンで敵の攻撃を回避しながら背面を取ったり、機体を回転させて敵の攻撃を弾き返したりと、自由自在に飛び回って戦う姿に心を奪われました。
GameWith
編集部
ハム田
「メインモード(ストーリー)」にはたくさんのルート分岐があるので、長い間やりこみました。友だちと一緒に分岐条件を探して、すべてのステージに到達できたときの達成感は忘れられません。
「ゲームボーイアドバンス Nintendo Switch Online」では、2001年に発売された携帯型ゲーム機「ゲームボーイアドバンス」の対象タイトルで遊ぶことができます。
2作で連動した要素を堪能できる『ファイアーエムブレム 封印の剣』と『ファイアーエムブレム 烈火の剣』、サクッと手軽に遊べる瞬間アクションゲーム『メイド イン ワリオ』などが配信されています。
『星のカービィ 鏡の大迷宮』は、「プププランド」の上空にある「鏡の国」を舞台に、4人の「カービィ」が冒険を繰り広げます。
困ったときには、バラバラに冒険している他の「カービィ」を「携帯通信機(ケータイ)」で呼び集めて、助けてもらうこともできます。
GameWith
編集部
まるる
「カービィ」といえばコピー能力。『星のカービィ 鏡の大迷宮』に登場するコピー能力の中では、「スマブラ」と「ミニマム」がお気に入りでした。
自分は『大乱闘スマッシュブラザーズDX』をきっかけに『星のカービィ 鏡の大迷宮』にハマったこともあり、「スマブラ」が特に印象に残っています。「スマブラ」は、『大乱闘スマッシュブラザーズDX』に登場する「カービィ」のワザの一部を使えるコピー能力です。初めてコピーしたときは、同じようにワザを使えることに感動しました。
GameWith
編集部
まるる
「カービィ」シリーズをプレイしたことがない人でも、「大乱闘スマッシュブラザーズ」シリーズを遊んだことがあるなら『星のカービィ 鏡の大迷宮』を楽しめると思います。
もうひとつの「ミニマム」は、「すいこみ」や「ホバリング」ができなくなる代わりに、「カービィ」が小さくなる能力です。
GameWith
編集部
まるる
このサイズ感がたまらなく可愛かったので、「カービィ」を4人とも「ミニマム」にしてみたくなり、友だちに手伝ってもらったところ、4人の「ミニマム」な「カービィ」の愛くるしさに、全員ハートをワシ掴みにされました。
GameWith
編集部
まるる
「ミニマム」は「カービィ」シリーズの中でも、『星のカービィ 鏡の大迷宮』にのみ登場するコピー能力です。ぜひ遊んでみて、この可愛さに共感していただきたいです。
「セガ メガドライブ for Nintendo Switch Online」では、1988年にセガさんより発売された家庭用ゲーム機「メガドライブ」の対象タイトルで遊ぶことができます。
「ソニック」が活躍するアクションゲーム『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』のほか、落ちものパズルゲーム『ぷよぷよ』『コラムス』や、対戦格闘ゲーム『ストリートファイターⅡダッシュプラス CHAMPION EDITION』『バーチャファイター2』など、幅広いタイトルが配信されています。
『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』は、音速で走るハリネズミ「ソニック」が回転しながら、さまざまな「ゾーン(フィールド)」を駆け抜けるアクションゲームです。
不思議な石「カオスエメラルド」を求めて、「ソニック」は2本のシッポを持つキツネ「テイルス」とともに、幻の島「ウエストサイドアイランド」を駆け巡ります。
GameWith
編集部
サルバドルル
わたしは、小さい頃に『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』を兄に借りて遊んでいました。当時は難しいゲームは苦手でしたが、ソニックはボタンをガチャガチャ押しているだけでも簡単に爽快なアクションを楽しめるので、よく遊んでいたのを覚えています。
ノリの良い音楽を聴きながら、ゾーンに仕掛けられた「ギミック」を利用して、ジェットコースターのように駆け抜けるときの疾走感にやみつきになり、兄に何度もお願いして遊ばせてもらっていました。シンプルかつ派手なアクション性にドハマりしたのです。
GameWith
編集部
サルバドルル
はじめて遊ぶ方には、何よりもまずソニックの疾走感と爽快感を味わってほしいです。「スペシャルステージ」など、やりこみ要素もたくさんありますよ。
『コミックスゾーン』は、主人公のマンガ家「スケッチ・ターナー」が、自身が制作したアメリカンコミックの世界からの脱出を目指すアクションゲームです。
「ターナー」がコマからコマへと渡り歩いてページをめくり、悪役「モータス」から差し向けられた敵や仕掛けに立ち向かいます。
セリフが吹き出しで表示されたり、敵がイラストのように描き足されて出現したりと、マンガらしさを感じられるさまざまな演出が見られます。
GameWith
編集部
ふじ
「Nintendo Switch Online」「Nintendo Switch Online + 追加パック」の対象タイトルの中には、面白いのにあまり知られていないタイトルもあります。
自分が名作だと思うのは、マンガのコマやページをステージに見立てた世界観が斬新な『コミックスゾーン』です。
攻撃したときに発生する効果音が文字で表示される演出が好きで、まるで自分がアメコミのヒーローになったような気分を味わっていました。
GameWith
編集部
ふじ
マンガの世界らしく、セリフはすべて吹き出しで表示されます。闘いの中で繰り広げられる主人公と敵の会話も独特で、「早く次のページが読みたい」と思いながら遊んでいました。
GameWith
編集部
ふじ
コマによっては、行く手を阻むさまざまな障害(トラップ)が仕掛けられていることがあります。
コマ内の「ギミック」や道具を駆使して、それらを無事に突破できたときには、「あー、こうすればよかったのか!」と思わず声を出してしまうほどの達成感を得られました。
GameWith
編集部
ふじ
進むコマによって物語の展開が変わることもあるので、クリア後にもまた違ったストーリーを楽しむことができますよ。
ここまで、「Nintendo Switch Online」で遊べる懐かしのゲームについてご紹介いたしました。
「Nintendo Switch Online」の公式サイトの「懐かしの任天堂ハードのゲーム集」と「メガドライブのゲーム集」では、配信中の全タイトルをご覧いただけます。
もし「Nintendo Switch Online」にご興味を持たれた方は、1記事目でプランの選び方と加入方法についてご紹介していますので、そちらもあわせてご覧ください。
©1989 SHIGESATO ITOI/Nintendo
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