イチからはじめる『スプラトゥーン3』。あなたに合った「ブキ」選び編。

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こんにちは。ゲームの情報をお届けするWebメディア「GameWith」編集部のぐっちと申します。

今回は、Nintendo Switchソフト『スプラトゥーン3』「ブキ選び」にスポットを当ててご紹介します。

はじめて遊ぶ方だけでなく、『スプラトゥーン3』についてより詳しく知りたい方や、新しいブキを使ってみたい方などにも役立つ記事になっていますので、参考にしてみてくださいね。

なお、ゲームの基本的な説明はこれからはじめるスプラトゥーンでもご紹介していますので、はじめて遊ぶ方はこちらも参考にしてみてください。

遊びはじめて「これってどうしたらいいんだろう?」という疑問が出てきた方は、「ギモン解消 教えて! スプラトゥーン」もぜひご覧くださいね。

特に、遊びはじめたばかりの方の中には、「ジャイロ操作になかなか慣れない……」といった方もいらっしゃるかもしれません。そんなときは、コントローラーを大きく動かさず、手首を少しだけ動かすようにしたり、クッションや膝の上などに手を置いてコントローラーを操作したりすると安定してプレイできます。

また、ジャイロ操作感度はオプションで調整できます。どうしても画面の揺れが気になるなどの場合には、感度を下げて遊んでみてくださいね。

※記載している内容は、2024年4月1日時点の情報です。更新データの配信によるゲーム内容の調整・修正などで変わる場合があるため、ご注意ください。
※この記事では「Joy-Conグリップ(Joy-Con 2本持ち)」および「Switch Proコントローラー」を使った操作でご紹介します。

「ブキ」とは?

『スプラトゥーン3』では「ブキ」を使ってインクを塗り合います。ブキごとに性能が違うため、自分に合ったブキを選ぶことが大切です。

ブキは「メインウェポン」「サブウェポン」「スペシャルウェポン」の3つを1セットとして構成されています。

メインウェポンは、バトルで主に使用するウェポン。全11種類の「ブキタイプ」に分類され、種類によってインクの塗り方がガラリと変わります。

サブウェポンはメインウェポンを補助するもの、スペシャルウェポンはバトルに大きな影響を与える切り札のようなもので、メインウェポンに合わせて決まったものを使えます。

サブウェポン・スペシャルウェポンも重要な要素ですが、ブキ選びの一番のポイントはやはり、バトル中の使用頻度が高くなるメインウェポンです。ここからは、メインウェポンの種類と特徴についてご紹介します。

メインウェポンの種類と特徴

メインウェポンには全部で11種類のブキタイプが存在します。ブキタイプごとに攻撃方法やできることが異なります。
それぞれの特徴を知っておくことで、自分好みのブキを見つけやすくなります。

アイコン

ブキタイプ

特徴

シューター

インクを連射することが得意。クセのない使い心地で扱いやすい。

マニューバー

二丁のブキからインクを連射できる。「スライド」と呼ばれる高速移動が可能。

チャージャー

ボタンを押し続けてインクを「チャージ」し、遠距離の相手を狙撃できる。

ブラスター

爆風で広範囲を攻撃できる。物陰に隠れた相手の不意をついて攻撃することが可能。

ローラー

転がして“塗り進む”ことができる。遠くにインクを飛ばす「タテ振り」と、正面左右にインクを飛ばす「ヨコ振り」という使い方も。

フデ

塗りながら高速で移動できる。振り回すことでインクを前方にまき散らす。

スロッシャー

放物線状に大量のインクを振りまく。高所にいる相手を攻撃するのが得意。

スピナー

チャージでインクをためて、ガトリング砲のようにインク弾を高速で連射する。

シェルター

ついている「カサ」を開くことで、相手のインクを防ぎながら戦える。

ストリンガー

弓のような形状で、複数のインクを同時に発射し攻撃する。

ワイパー

ブキを振った遠心力で“インクの刃”を飛ばす。素早くブキを振る「ヨコ斬り」と、少しチャージして遠くまでインクを飛ばす「タメ斬り」ができる。

プレイスタイル別:あなたに合ったブキ選び

ここからは、『スプラトゥーン3』のプレイスタイルごとに、いくつかのブキをピックアップしてご紹介します。

ブキは「ブキチライセンス」「ブキ屋」で使うと交換できます。ブキチライセンスは各モードをプレイして「ランク」を上げたり、ブキを使い込んで「じゅくれん度」を上げたりすることで入手できるため、ゲームを遊ぶほど多くのブキを手に入れることができます。

交換する前に「試しうち」で使い心地を確認することもできるので、気になったブキがあればぜひ試してみてくださいね。

近距離で積極的に戦いたい

積極的に攻めたい方におすすめの、前線に立って緊張感あふれる激しい撃ち合いを楽しめるブキをご紹介します。

スプラシューター

「スプラシューター」は、ブキタイプ「シューター」のブキ。塗ることも相手を倒すことも高水準にこなせる、バランスの取れた性能が特徴です。

撃ち合いはもちろん、近くの味方のサポートや、いざというときの撤退もしやすく、柔軟に立ち回れるのが強み。牽制力に優れたサブウェポン「キューバンボム」や、破壊力抜群のスペシャルウェポン「ウルトラショット」も強力で、近距離で戦いたいときにおすすめなブキの中でも、使いやすさはピカイチです。

ホットブラスター

「ホットブラスター」は、ブキタイプ「ブラスター」のブキ。連射力は低いものの、ブラスターの中では、攻撃力と機動力のバランスに優れています。

ホットブラスターは、サブウェポンの「ロボットボム」でインクに潜った相手を見つけ出したり、スペシャルウェポン「グレートバリア」で相手からの攻撃を防いだりと、ブラスターの中でもさまざまな状況に対応できます。

ドライブワイパー

「ドライブワイパー」は、ブキタイプ「ワイパー」のブキ。メインウェポンのタメ斬り・ヨコ斬りの振りが素早く使いやすいほか、相手の攻撃を避けたり、間合いを一気に詰めたりすることも得意です。特にヨコ斬りによる牽制力が高く、連発しながら近づくことで、射程の短いブキ相手に有利に立ち回れます。

索敵と牽制を同時にこなすサブウェポン「トーピード」と、突進力のあるスペシャルウェポン「ウルトラハンコ」もうまく使えば、前線での戦いで高い制圧力を発揮できます。

ウルトラハンコは、突進中に正面からの攻撃をある程度防いでくれます。
相手陣地に切り込む際にも使いやすいスペシャルウェポンです

塗りで味方を有利にしたい

ステージを塗りまくって「ナワバリ」を広げ、自分や味方が有利に戦うためのサポートをしたい方におすすめのブキをご紹介します。

わかばシューター

「わかばシューター」は、全プレイヤーが最初に手に入れることになる「シューター」のブキ。射程は短めかつ発射したインクがブレやすいため、相手を倒すことは苦手ですが、そのぶん塗り力が高いです。

また、全ブキ中でもわかばシューターと、その別モデルである「もみじシューター」は、インクタンクが大きく、たくさんのインクを使えるという特性を持ちます。長く塗ることができるので、「スペシャル必要ポイント」もたまりやすいです。

サブウェポンの「スプラッシュボム」で牽制や味方の援護をしたり、スペシャルウェポン「グレートバリア」を使って前線を維持したり、といった立ち回りが可能です。

ヴァリアブルローラー

「ヴァリアブルローラー」は、ブキタイプ「ローラー」のブキ。素早いヨコ振りに対して、タテ振りは振りが遅いかわりに射程が長いです。

例えば、最初は安全な位置からタテ振りの塗りで味方をサポートしつつ、スペシャルウェポン「マルチミサイル」を発射して相手の陣形を崩します。そのスキにサブウェポンの「トラップ」をしかけたり、ヨコ振りも使って戦いに参加する、といった戦い方がシンプルかつ強力です。

索敵しながら攻撃できるマルチミサイルは、相手にとって大きなプレッシャーになります

LACT-450

「LACT-450」は、ブキタイプ「ストリンガー」のブキです。同種の中では軽量のため高い機動力を持ち、射程は短いものの連射スピードを活かした塗り力の高さが特徴。潜伏中に一定時間チャージ状態を保てる「チャージキープ」も便利です。

スペシャルウェポンの「マルチミサイル」を使ってヴァリアブルローラーと似た立ち回りができるほか、サブウェポンの「カーリングボム」は牽制・移動の両方に活用でき、小回りも効きます。

不意打ちで相手を倒したい

インクに隠れて待ち伏せし、油断した相手に突然攻撃。不意打ちで相手の陣形を崩すような戦い方をしたい方におすすめのブキをご紹介します。

スプラローラー

「スプラローラー」は、ブキタイプ「ローラー」の基本となるブキ。射程は短めですが、タテ振り・ヨコ振りともに素早く、どちらも一撃で相手を倒せるため、不意打ちの性能は抜群です。

サブウェポン「カーリングボム」は、インクの道を作れるため、素早く移動したいときに便利で、スペシャルウェポン「グレートバリア」は、一時的に身を守ることができるため、機動力に欠けるスプラローラーと非常に相性が良い構成です。

さらに機動力を高めたいという方には、同じ「ローラー」の「カーボンローラー」がおすすめ。
スプラローラーより軽く、素早い塗り進みと振りが強みです

スパッタリー

「スパッタリー」は、ブキタイプ「マニューバー」のブキ。射程はかなり短いかわりに攻撃力と機動力が高く、射程圏内の相手にスライドで飛び出して攻撃、倒したらまたスライドで撤退、といったヒットアンドアウェイが得意なブです。

サブウェポン「ジャンプビーコン」は、遠くにも瞬時に移動できる「スーパージャンプ」の着地点として使うことができます。味方の前線維持をサポートしたり、自分の逃げる先を作ったりすることができるので、スペシャルウェポン「エナジースタンド」でさらに機動力を上げれば、相手をどんどん追い詰めていく戦い方も可能となります。

ホクサイ

「ホクサイ」は、ブキタイプ「フデ」のブキ。射程は短めですが、振ったときのインク量が多いため、近距離の相手に当てやすく、また相手はインクで視界を遮られ照準を合わせにくくなるため、接近戦に強いです。

塗り進みを活かして、相手を倒してからその場を離脱したり、相手を待ち伏せしやすい場所までいち早く移動したりと、戦場を縦横無尽に動き回り、かき乱せます。

相手に見つかったときには、サブウェポン「キューバンボム」で牽制したり、スペシャルウェポン「ショクワンダー」で長い射程のブキを持つ相手に一気に近づいて倒しに行ったりと、状況に合わせて動きを変えられるのも強みです。

状況次第でいろいろな役割をこなしたい

味方の塗りが足りないときは塗りの役割を、前線が上がらないときには前に出て、味方がピンチのときにはサポートに入る……と、さまざまな役割をこなしたい方におすすめのブキをご紹介します。

シャープマーカー

「シャープマーカー」は、ブキタイプ「シューター」のブキ。スプラシューターより射程はやや短いですが、塗りの密度とスピードに長けるほか、ジャンプ中であっても“射出したインクがブレない”という性質を持っています。

ステージの塗りを中心におこないつつ、スペシャルウェポン「カニタンク」で高いところや離れているところにいる相手を狙ったり、サブウェポン「クイックボム」を活かして近距離で相手を倒しに行ったりと、高い対応力が長所。加えて、インクがブレないため、練習を重ねるほど相手に攻撃を当てやすくなり、上達を実感しやすいのもポイントです。

カニタンクで相手が潜んでいそうな壁裏や、相手が固まっている場所を狙って攻撃すれば一網打尽

N-ZAP85

「N-ZAP85」もブキタイプ「シューター」のブキ。移動の速さを活かしつつ、マップをどんどん塗り進めていくことができます。

N-ZAP85の特徴は、高いサポート能力です。塗りで足場を固めながらスペシャルウェポン「エナジースタンド」で味方をパワーアップさせて一緒に攻めたり、サブウェポン「キューバンボム」で牽制しつつ味方のフォローをしたり、といった戦い方が得意。またエナジースタンドを自身も使えば機動力が大幅に向上し、前線の要になることも可能です。

バケットスロッシャー

「バケットスロッシャー」は、ブキタイプ「スロッシャー」の基本となるブキ。スロッシャーの中でも、高台や障害物の裏にいる相手に攻撃を当てやすく、高低差の激しいステージや、障害物の多いステージでより実力を発揮するブキといえます。

シャープマーカー、N-ZAP85に比べて塗りはやや苦手ですが、サブウェポンの「スプラッシュボム」、スペシャルウェポンの「トリプルトルネード」による牽制・攻撃が得意です。どちらも相手の位置を動かすことに長けているため、相手を高台や障害物へ誘導するように使い、メインウェポンで仕留めるよう立ち回りましょう。

遠距離から近寄らせず戦いたい

長い射程を活かして、相手を遠くから制圧したい方におすすめのブキをご紹介。

リッター4K

「リッター4K」はブキタイプ「チャージャー」のブキ。最大の特徴は『スプラトゥーン3』中でも最長クラスの射程をもつメインウェポンです。

狙いを定める練習こそ必要ですが、使いこなせればその長い射程から一撃で相手を撃ち抜き、戦いを有利に進められます。スペシャルウェポン「ホップソナー」で相手の位置を把握しながら、強力な一撃をお見舞いしましょう。

一方で、連射性能が低いため近距離戦は苦手です。相手を感知できるサブウェポン「トラップ」がこの弱点を補ってくれるので、自分の周囲や相手が通りやすいルート上にトラップを設置して、近寄られにくい状況を作りましょう。

ホップソナーやトラップに引っかかった相手はマーキングされ、一定時間位置がわかります。
相手の目や攻撃が届きにくい場所に設置すると効果的です

ハイドラント

「ハイドラント」は、ブキタイプ「スピナー」のブキです。スピナーの中では最長の射程をもち、相手を倒すスピードも早いため、射程内の相手を制圧する力は抜群です。

射撃時間も長く、有利な位置から一方的に相手を牽制・攻撃できますが、チャージに非常に時間がかかります。そのためサブウェポン「ロボットボム」で相手の位置を把握したり、障害物をうまく利用して相手の攻撃から身を守ったりすることが重要です。各ステージの構造を理解すると、持ち味をより活かせるでしょう。

相手に詰め寄られた際には、スペシャルウェポン「ナイスダマ」を発動しましょう。発動時は一時的に耐久性能が高くなり、相手に倒されにくくなるので攻撃をしのぎつつ反撃に転じるのがおすすめです。

遠距離の地面を塗るなど、ナイスダマをどう活かすかも腕の見せどころです

トライストリンガー

「トライストリンガー」は、ブキタイプ「ストリンガー」のブキ。チャージすることでインクの飛距離が伸び、最長射程は全ブキでもトップクラスです。

大きな特徴は、チャージしたインクが着弾後一定時間で爆発すること。相手の目の前に落とすことで前進を止められるほか、山なりにインクを撃てば高所や障害物裏の相手にも圧力をかけられます。

サブウェポン「ポイズンミスト」、スペシャルウェポン「メガホンレーザー5.1ch」はどちらも相手の動きを制限することに長けているので、自分の照準内に相手を誘い込んでメインウェポンで撃ち落とすこともできます。

メガホンレーザー5.1chで相手の位置を把握し、そこを狙って射撃するのも強力な戦い方です

前線で味方を守りたい

相手の攻撃から味方を守りたい、おとりとして相手を引き付け味方をサポートしたい、といった方におすすめのブキをご紹介します。

パラシェルター

「パラシェルター」は、ブキタイプ「シェルター」の基本となるブキ。カサの開閉速度と耐久性能のバランスが良いです。

最前線でも生存しつつ戦えるほか、サブウェポン「スプリンクラー」で味方の足場を作ったり、スペシャルウェポン「トリプルトルネード」で相手の動きを止めたりと、サポート能力に優れています。

また、カサを開いた状態でZRボタンを押し続けると、カサを切り離して前に飛ばす「パージ」ができます。

カサを開くタイミング、閉じて攻撃するタイミング、パージの判断など、練習すべきことは多いですが、上達すれば相手との読み合いも楽しめる面白いブキです。

キャンピングシェルター

「キャンピングシェルター」もブキタイプ「シェルター」のブキで、パラシェルターよりも頑丈で大きなカサを持ち、防御面に優れます。カサを開くスピードが遅いため、前線から一歩引いた位置でカサをパージし、カサの中に隠れて前進する、あるいはカサをおとりにして戦うという戦法が得意です。

ピンチの際にはサブウェポンの「ジャンプビーコン」に飛んで避難したり、相手のインクを吸えば吸うほどに強力な攻撃を放てるスペシャルウェポン「キューインキ」で、自分や周囲の味方を守ったりと、防御面においては非常に高い性能を持っています。

一方で、より攻撃性能を求める方には、サブウェポンに「トラップ」、スペシャルウェポンに「ウルトラショット」を備えた別モデルのブキ「キャンピングシェルターソレーラ」もありますので、ぜひ自分に合う方を使ってみてください。

パージしたカサの裏からウルトラショットを撃つ動きは、キャンピングシェルターソレーラの強力なアクションの1つです

.96ガロンデコ

「.96ガロンデコ」は、シューター「.96ガロン」の別モデルのブキです。射程と威力に優れたメインウェポンで相手を後退させやすく、サブウェポン「スプラッシュシールド」は攻撃を防げるため撃ち合いに強く、前線でおとりとして相手の注意を引きやすいです。

相手に近づかれてしまうとメインウェポンの強みを活かしにくくなりますが、そういった場面ではスペシャルウェポン「テイオウイカ」が活躍します。無敵状態で近くの相手を狙うも良し、動き回って相手の意識を自分に向けさせ味方の動きをサポートするも良し、戦況に合わせた立ち回りが可能です。

戦場を駆け回って注目を集めたい

優れた機動力を活かし、おとりの役割とアタッカーの役割を同時に担いたい方におすすめのブキをご紹介します。

ボールドマーカー

「ボールドマーカー」は、ブキタイプ「シューター」のブキ。射程がかなり短いかわりにシューターの中では随一の機動力を誇ります。また、塗りが強く足元を確保しやすいのが特徴です。

サブウェポン「カーリングボム」でインクの道を作り、戦場を移動しながら相手を引き付け背後を取ったりと、有利に立ち回れます。動き回って相手をかく乱しつつ、スペシャルウェポン「ウルトラハンコ」がたまったら、近づいてきた相手を返り討ちにすることもできます。

パブロ

「パブロ」はブキタイプ「フデ」のブキ。塗り進みのスピードがフデの中でも最速で、「戦場を駆け回って戦う」ことが得意です。走っては塗り、走っては塗りの立ち回りで相手の注目を引きつけると、他の味方が動きやすくなります。

近づいてきた相手にサブウェポン「スプラッシュボム」を投げて応戦したり、遠くの位置にいる相手にスペシャルウェポン「メガホンレーザー5.1ch」で圧力をかけたりと、パブロにしかできない立ち回りが可能です。

クアッドホッパーブラック

「クアッドホッパーブラック」はブキタイプ「マニューバー」のブキ。最大4連続のスライドが大きな特徴で、スライド中の射撃も可能です。相手をかく乱しながら戦えるほか、相手を倒した後に次の相手を狙ったり、一度引いて物陰に隠れたりと、スライドで相手を翻弄する立ち回りが得意です。

前線に出て相手を引き付けながら戦うことができますが、前に出にくいときはサブウェポン「ロボットボム」で牽制したり、ピンチの場面はスペシャルウェポン「サメライド」で脱出やカウンターを狙ったりと、立ち回りに味付けができるのも面白いポイントです。

サブウェポン・スペシャルウェポンをうまく使おう

サブウェポン

サブウェポンは全14種類存在します。それぞれの特徴を知り、メインウェポンと組み合わせた戦術を考えることで、状況に合わせた柔軟な立ち回りが可能です。

どんどん前に出る立ち回りが好きなら「スプラッシュボム」や「スプラッシュシールド」、相手の位置を把握しながら戦いたい慎重派の方は「ポイントセンサー」や「トーピード」「ロボットボム」、塗りを重視したいなら「キューバンボム」「スプリンクラー」といった具合で、それぞれの特徴を活かすことでより戦術の幅を広げられます。

ポイントセンサーは、センサーを投げその範囲内を通った相手をマーキングし、しばらくの間位置を知らせてくれます

サブウェポンで使えるテクニック

「スプラッシュボム」や「トーピード」は、それぞれ地面や壁に接触すると、一定時間で爆発するという特徴を持ちます。相手の足元に投げて起爆させ、素早くダメージを与えることができます。前線での撃ち合いや、とっさの牽制に便利なテクニックです。

「クイックボム」や「ラインマーカー」「スプリンクラー」は着弾地点をすぐ塗れるので、相手インクに囲まれたときに足元に投げて即席の足場を作ったり、壁に投げて塗りを広げ、そのまま壁を登ったりといったことができます。特に「ダイナモローラー」「S-BLAST91」といった素早い塗りが苦手なブキでは重宝するテクニックです。

素早く壁を塗りたいときには「クイックボム」を壁に投げつけてみましょう

また「カーリングボム」や「タンサンボム」はボムの軌跡に一直線に塗ることができるため、単に攻撃するだけではなく、前に進むための道を作るのにも有効です。
スプラローラーやボールドマーカーといった射程の短いブキにとって、相手に近づくための便利な手段ですし、相手から逃げるときにも使いやすいテクニックなので、これらのサブウェポンがついたブキを使っている方はぜひ覚えておきましょう。

スペシャルウェポン

全19種類のスペシャルウェポンは、それぞれ大きく異なる特徴を持ち、バトルに与える効果もさまざまです。

例えば、遠距離や高所の相手を倒したいなら「ウルトラショット」や「カニタンク」、相手の陣形を崩してスキを作り出したいなら「トリプルトルネード」や「アメフラシ」、味方のサポートを重視したいなら「エナジースタンド」「グレートバリア」……といった具合に、スペシャルウェポンごとにできることや得意なことが異なります。

スペシャルウェポンはどれも戦況を一変させる強力なものばかりで、使いこなすことができれば相手を何人もまとめて倒せたり、味方を守りながら攻め上がれたり、ピンチからの一発逆転も可能です。選んだブキのスペシャルウェポンの強みが、どんなシーンで有効かをぜひ覚えておきましょう。

スペシャルウェポンで使えるテクニック

スペシャルウェポンは、使用するとインクがすぐにMAXまで補充されるという特徴があります。そのため、メインウェポンで周囲を塗ったり、サブウェポンを投げて相手を牽制したりと、インクを消費してからスペシャルウェポンを発動すれば、インクを無駄なく使うことができます。

また、スペシャルウェポン発動後にさらにサブウェポンで追撃する、といった使い方もおすすめです。

例えば「スプラッシュボム」を投げて相手を後退させ、移動先に「トリプルトルネード」を投げたり、「スプラッシュシールド」で相手の進行を止めてから安全に「テイオウイカ」を発動したりなど、相乗効果を期待できる使い方もあります。

「スプラッシュボム」と「トリプルトルネード」の連投。相手からすると近づけない壁のように感じるでしょう

使っているブキに合わせて、ぜひ上手な使い方を探してみてください。

まとめ

今回は、『スプラトゥーン3』をこれからはじめる方向けのブキの選び方について、メインウェポンを中心にご紹介しました。

自分がどのようなプレイスタイルを好んでいて、どのブキが手に馴染むのかを見極められれば、より楽しく対戦に挑むことができるでしょう。自分に合ったブキを見つけて、『スプラトゥーン3』を自分らしく楽しんでみてください。

次回の記事では、ブキに大きく関わる要素である「ギア」についてご紹介しますので、そちらもぜひご覧ください。

本ソフトには、インターネットに接続できる環境とNintendo Switch Onlineへの加入(有料)が必要なモードや機能があります。

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