どんなゲーム?

このタイトルは、1987年に発売されたファミリーコンピュータ ディスクシステム用のレースゲームです。世界の強豪を相手にサーキットを転戦し、グランプリの座を競います。レースで稼いだ賞金で性能の異なるマシンを購入し、全10種類のサーキットに挑戦できます。発売当時は、店頭のディスクファクスを用いたトーナメントも開催されました。

キャラクター

ファミコングランプリF1レースにエントリーされている車両は全部で20台。なかでも強豪はこの6人のレーサーです。イラスト下の帯の色と同じ色のマシンに乗り、いつも上位につけています。
1 フランス ミシェル・ランブル 2 ブラジル アントニオ・ジーコ 3 イギリス ジョージ・ターボ 4 イタリア ブロンコ・マッチーニ 5 アメリカ ハワード・アクセル 6 西ドイツ パンサー・ペダルフ

遊び方

これまでの最高タイム コース : 画面上を走行するマシンは全部で20台あります。 上は現在順位下は残り周回 コースマップ : 自車は黒ふち付き、強豪の車はその色で表示されます。 現在の走行タイム 現在の時速 ダメージメーター : 上から、ボディ、タイヤ、燃料の状態を表示します。
上 : ターボ(ターボ車のみ)左右 : ハンドル レベル/マシンの選択 ゲーム/レースのスタート アクセルLOW アクセルHIGH 両方でブレーキ
スタート A ボタン ⇨ B ボタン スタートのときは、まずローギヤのAボタンを押し、スピードにのってからハイギヤのBボタンを押すようにするとスムーズにスタートがきれます。スタート位置は最初後方からですが、レース結果によってどんどん上がっていきます。
加速するとき (ターボ車のみ) ノンターボ車の場合は、Bボタンを押し続けているだけで加速し、トップスピードになりますが、ターボ車の場合は、Bボタンを押し続けトップスピードになってから十字ボタンの上を押すとターボが入り、さらに加速してスピードが上がります。
コーナリング レース中、コース上に矢印が現れたら、この先に矢印の方向に曲がるカーブがあることを示しています。このマークが現れたら、素早く最小半径で回るように、テクニックを磨きましょう。
ブレーキングテクニック A ボタン ⇨ B ボタン AボタンとBボタンを同時に押すとブレーキがかかります。Bボタンを押したままAボタンをチョンチョンと押すテクニックはコーナリングの場合とくに有効です。

カーショップでマシンを選ぶ

マシンカタログ画面で各マシンのくわしい性能を知ることができます。
エンジン 馬力、燃費、ターボ車かどうか、などが表示されています。馬力が大きいと燃費がわるくなります。
ボディ 強さがメーターと数字で表されており最高が99です。ダメージを受けやすいかどうかが決まります。
タイヤ 強さとタイプが表示されています。WETは雨の日、DRYは晴れた日に使用すると有利です。

マシンをパワーアップさせていこう

賞金を貯めて所持金を増やし、そのお金で高性能マシンに買い換えることができます。カタログ画面にもレベルが上がるごとに高性能な高額マシンが登場します。

アドバイス

ダメージメーターに注意 ダメージが大きくなるとマシンは、各部分が次のような大きな影響を受けます。
ボディ ダメージが大きくなるにつれて、ほかの車と接触したとき、操作不能になる時間が長くなります。メーターが一番左端までくるとリタイアになります。
タイヤ ダメージが大きくなるとスリップしやすくなります。一番左端にくると、ほとんどコントロールできなくなりますがリタイアにはなりません。
ガソリン なくなるとリタイアしますが、ピットで補給できます。この点は実際のF1レースのルールとは異なります。
スピンに気をつけろ 同じマシンに2度ぶつかると、そのマシンはリタイアしてしまって、あとにオイルゾーンが残ります。ここに突っこむとスピンして横滑りしてしまい、操作不能になってしまいますから注意してください。ただし、紹介した6人の強豪のマシンは、オイルゾーンになりません。
ピットインはタイミングを考えて ダメージメーターの残りが少なくなったらピットインしなければなりません。メーターの減り方をよく観察して、いつピットインするか考えてください。なお、ピットインしているとき、Aボタンを連打すると早く抜けられ、タイムのロスをふせぎます。

遊べる本体